3月末。
例年なら、まだソメイヨシノが咲き始めたばかりで、どの桜の名所も華やかではない時期・・・。
なのですが、2014年は、3月27日に開花宣言が出てから、一気に咲き進んでいます。
あっという間に見ごろがやって来たせいで、急にあわただしくなってきましたよ。
とりあえず、まずは、京都市中京区のJR二条駅と神泉苑の桜の様子を見に行くことに。
JR二条駅のソメイヨシノはほぼ満開
JR二条駅に来てみると、ソメイヨシノが見ごろを迎えていました。
やはり、2014年は一気に開花が進んでいるようです。
以前からJRに乗っている時、二条駅の桜がきれいだなと思っていたんですよね。
でも、用事がないのに下車するのも、何だかもったいない気がして、今まで車窓から見るにとどめていました。
二条駅の桜は、ソメイヨシノばかりなのですが、駅の東側に1本だけ枝垂れ桜が植えられています。
この枝垂れ桜は、祇園の円山公園にあった初代枝垂れ桜の3代目にあたる一重白彼岸枝垂桜です。
16代桜守の佐野藤衛門さん監修で植樹されたとのこと。
円山公園の枝垂れ桜の一族は、様々な場所に植えられていますが、どれも背が高くて立派ですね。
今の円山公園の枝垂れ桜が引退した時には、3代目や4代目の桜が植樹されるのでしょうか。
ソメイヨシノは、駅のロータリーの中央に植えられているので、基本的に近づくことはできません。
車が通っていない時に近くに寄って、写真撮影をしている人がいましたが、危険なのでやめた方がいいでしょう。
今度は駅の西側にやってきました。
こちらは、駅の東側と比較すると、あまり華やかではありません。
ソメイヨシノが2本か3本しかないから、華やかに見えないのでしょうが、それでも、都会の真ん中で満開の桜が現れると、目が覚めるような気持ちになりますね。
池の水がなくなっている神泉苑
二条駅から東に歩いて神泉苑に向かいます。
徒歩10分ほどなので、それほど苦になる距離ではありません。
神泉苑と言えば、境内の中央にある大きな池が有名です。
池と一緒に眺める桜は、とても爽やかで春らしいんですよね。
しかし、神泉苑の中に入ると、池の水がなくなっていました。
池に穴が空いて、水が吸い込まれたのかと思いましたが、どうやら、工事のために池の水を抜いているようです。
池に水がない神泉苑は、何だか物足りないですが、桜はきれいに咲いていたので、池の事は忘れてお花見に集中しましょう。
末社付近のソメイヨシノは見ごろ。
まだ6分咲き程度でしたので、満開になればもっと華やかな姿を見せてくれることでしょう。
先ほどの末社の近くのソメイヨシノを池越しに撮影。
きれいな桜ですね。
でも、池の水がないのが、やっぱり物足りません。
また、後ろにビルが建っているのも、少々興ざめであります。
善女竜王社の近くに植えられている背の低い枝垂れ桜も見ごろでした。
でも、見ごろとは言っても、背が低いため、木全体を見ると、少し物足りなく思えます。
なので、枝垂れ桜はアップの写真を撮影しました。
最後に池全体を眺めることに。
やはり、水が抜けた池は、ちょっと物足りないですね。
なお、神泉苑の詳細については以下のページを参考にしてみてください。