京都府八幡市では、4月1日から13日まで、「八幡まちかど雛まつり」が開催されています。
この時期は、旧暦の雛祭りの日にあたることから、2012年より催されるようになりました。
ちょうど八幡市の桜の名所で、ソメイヨシノが開花する頃なので、雛飾りを見ながらお花見することができます。
ということで、さっそく初日の4月1日に八幡まちかど雛まつりを見てきました。
駅周辺は桜が見ごろ
京阪電車の八幡市駅の改札付近では、ソメイヨシノが見ごろとなっていました。
比較的背が高い桜なので、開花すると、駅周辺がとても華やかになります。
改札を出ると、ふれあい館という建物があり、その中に雛人形が飾られていました。
ふれあい館の近くには、食堂やスーパーなどもあるので、お花見用のお弁当を買うこともできますよ。
ただ観光客がとても多いので、鯖寿司などは、事前に予約しておく必要があります。
駅近くの観光案内所の雛飾り。
ミッキーマウスのかわいらしい雛人形が飾られていますね。
なお、まちかど雛まつりの案内が、観光案内所で配布されているので、これをもらっておくと、地図もついているので便利ですよ。
駅から南に100メートルほど歩いた辺りにある安居橋(あんごばし)付近でも、ソメイヨシノが見ごろを迎えていました。
7分咲き程度の咲き具合なので、3日ほどしたら満開になるでしょうね。
東高野街道沿いの雛飾り
さて、まちかど雛まつりですが、八幡市駅から南に3kmほど東高野街道沿いの50ヶ所に雛飾りが展示されています。
お店の店先や民家の軒先など、変わり雛、吊るし雛、手づくり雛などが置かれていますよ。
竹の中に飾られた雛人形。
八幡市は竹の産地でもあります。
タケノコも有名ですね。
民家の軒先に飾られていた雛人形。
「ぼくんち」というお店には、たくさんの雛飾りがありました。
吊るし雛もありますね。
小さいながらも、立派な雛人形。
私ひとりしかいなかったので、雛飾りを見放題でした。
ちなみに「まちかど雛まつり」のゴールは、松花堂庭園にある吉兆です。
松花堂庭園を拝観する予定なら、そこまで歩きながら雛飾りを見るのも良いのですが、そういう目的がないのなら、3kmも歩くのは、おすすめできません。
というのも、雛飾りがぽつぽつと点在しているだけで、歩いている時間と比較すると、ほんの少ししか見ることができないからです。
なので、まちかど雛まつりは、八幡市駅周辺の散策にとどめた方が良いでしょう。
メイン会場が飛行神社資料館となっているので、そちらに行って、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)や背割堤といった桜の名所を散策することをおすすめします。