12月に入ると京都も紅葉の見ごろが終わり、地面を見るとたくさんのモミジが散っています。
近年は、紅葉時期が少しずつ遅くなっており、12月初旬が見ごろという名所も増えてきています。
でも、2013年は、少し紅葉の終わりが早くなっているように感じますね。
京都市伏見区の淀城跡公園に訪れたのは12月1日でした。
時刻は午後4時。
夕焼けの中でどのような紅葉を見ることができるのでしょうか。
淀城跡公園
淀城跡公園に到着。
石垣と堀を見ると、お城にやって来たという実感がわきます。
しかし、淀城跡公園は、その名の通り城跡にある公園なので、現在は天守閣などの建物は残っていません。
なので、そういったものを見に訪れるとがっかりするかもしれませんね。
公園内に入るとキラキラと輝くモミジを発見しました。
場所は石垣の近くです。
近寄ってみましょう。
西日を受けたモミジが、とてもきれいです。
角度を変えて同じモミジをみましたが、やはり、赤い葉が輝いて見えますね。
これまでは、できるだけ明るい時間帯に紅葉を見に出かけていました。
でも、青空の下で見る紅葉よりも、横から夕日を浴びているモミジの方がきれいだということに気付きましたね。
ただ、夕焼けの時間は非常に短いのが難点です。
石垣に上がってみました。
日当たりが良いためか、石垣の上に植えられているカエデは、文句なしに美しく紅葉していました。
この日は、南西の角にあるモミジの輝きが最も美しかったですよ。
間近で見るモミジもきれいですね。
夕日のおかげで、より鮮やかな赤色に染まっています。
石垣の上から見下ろした公園。
休憩所の屋根に降り積もった葉も風情を感じます。
与杼神社
淀城跡公園の紅葉を見た後は、隣接する与杼神社(よどじんじゃ)へ。
与杼神社の本殿への入口には、2本の背の高いイチョウが並んで植えられています。
左側は黄葉していましたが、右側はまだ黄緑色の状態。
両方とも同じように刈り込まれていますね。
2本のイチョウをくぐり、今度は後ろから黄葉しているイチョウを観賞。
こちらからの方が、日差しを浴びてより金色に近い色に見えますね。
提灯がずらっと並んでいるあたりのカエデも良い具合に紅葉しています。
近くに寄ってじっくりと見てみましょう。
全ての葉が紅く色付いて、ちょうど見ごろですね。
でも、この角度から見ると、あまりボリューム感がありません。
遠くから見た方が美しいですね。
与杼神社の紅葉を見た後は、もう一度淀城跡公園に戻りました。
地面に散ったイチョウの葉が夕日に照らされています。
秋の夕暮れ時の景色を見ていると、しんみりとしてきますね。
なお、与杼神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。