光明寺の新緑・2012年

京都府長岡京市に建つ光明寺は、紅葉の名所として知られています。

なので、初夏は、カエデの青々とした新緑が見ごろを迎えます。

5月初旬。

その新緑を見るために光明寺を訪れました。

緑色に包まれたもみじ参道

光明寺は、阪急バスのバス停「光明寺」で下車してすぐの場所に建っています。

光明寺

光明寺

山門の周りには、カエデがたくさん植えられており、どの木も青々とした葉をびっしりと付けています。

山門付近の新緑

山門付近の新緑

山門をくぐると2つの参道があります。

まずは、右側の女人坂と呼ばれる参道を進んで本堂へと向かいます。

女人坂は、幅の広い参道で、その両脇には様々な木があります。

もちろん、その中にはカエデも含まれており、星形の葉が太陽光に照らされて、緑色に輝いていました。

参道

参道

とは言え、この日は、曇り空だったので、参道全体は暗めでした。

晴れた日なら、カエデの葉を透き通る光が、きれいだったんでしょうね。

女人坂を上り切ると、大きな本堂が姿を現します。

本堂

本堂

お参りは、本堂内なので、靴を脱いで上がらせてもらいました。

お参りの後は、境内を散策。

本堂の近くに植えられている背の低いカエデには、くすみのない緑色の葉がたくさん。

本堂付近の新緑

本堂付近の新緑

その近くには、シャガも咲いていました。

また、本堂から勅使門へと続く石段の近くで、赤色と白色の花を咲かせたツツジを発見。でも、下の方を見ると複数の木が植えられていることに気づきました。1本の木から赤色と白色の花が咲いているわけではなさそうです。

シャガ(左)とツツジ(右)

シャガ(左)とツツジ(右)

石段を下りると正面には、庫裡(くり)が建っています。

新緑越しに屋根の鬼瓦を撮影。

鬼瓦

鬼瓦

いかめしい表情をしていますね。

庫裡の近くには、山門へと戻るもみじ参道があります。

その名のとおり、秋になると参道が真っ赤なモミジで包まれます。

もみじ参道

もみじ参道

真っ赤な参道もきれいですが、緑色の参道も爽やかで良いものですね。

参道のちょうど真ん中辺りに来ると薬医門が建っています。

薬医門

薬医門

この薬医門越しに見る新緑や紅葉も美しく、まるで、大きな額縁に入ったカエデの写真を見ているようです。

左右のカエデの新緑を見ながら、参道をゆっくりと進み、山門前に到着。

振り返って、もう一度もみじ参道を見ると、明るい緑色の屋根ができていました。

もみじ参道を振り返る

もみじ参道を振り返る

光明寺は、紅葉の時期は拝観料が必要となりますが、それ以外の時期は自由にお参りができますよ。

なお、光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。