前回の記事では、11月8日の金戒光明寺と真如堂の紅葉の状況をお伝えしました。
今回の記事では、同日の哲学の道、南禅寺、永観堂の紅葉の状況を報告したいと思います。
哲学の道
この日は、真如堂に訪れた後、吉田神社にお参りをして、銀閣寺方面から哲学の道に行きました。
哲学の道を北から南に歩いて行き、ちょうど中間地点くらいに来た辺りで、紅葉しているカエデを発見。
葉の色は、オレンジ色から赤色へと変わっている途中といった感じでした。
哲学の道は、紅葉が有名なわけではありませんので、移動中にさらっと観るだけで十分でしょう。
それよりも哲学の道周辺の法然院などの方が、紅葉は有名です。
哲学の道の南端まで来ると熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)の駐車場のカエデがいい色に紅葉し始めていました。
しかし、駐車している車が目立ちすぎるため、撮影は中止。
熊野若王子神社の境内は、これから色付き始めそうな感じでした。
社殿の背後の木々が少し色付いているだけですね。
永観堂
哲学の道の南端から5分ほど歩いた場所に建つ永観堂は、紅葉が有名なお寺です。
この日は、紅葉の様子を視察するだけだったので、境内には入っていません。
入り口付近を見た感じでは、そろそろ見頃に近付いている感じがしました。
塀から飛び出している葉も紅くなりつつあります。
少し境内の中を覗いてみたのですが、入口付近よりも色付いていました。
赤色と黄色の空間ができていて、もう十分に紅葉を楽しめる状況に思えました。
南禅寺
永観堂の後は、南禅寺へ。
境内に入った瞬間に紅葉を楽しむには、まだまだ時期が早いと感じました。
三門わきのカエデも、まだまだ緑色が多い状態です。
法堂(はっとう)付近のイチョウは、いい感じに黄色くなってきていますが、まだ黄緑色ですね。
イチョウが金色に見えるようになるには、あと1週間はかかりそうです。
この日は、たくさんの観光名所を廻ったので、さすがに南禅寺に到着した時には、夕日となっていました。
とは言え、まだ午後3時30分。
この時期は、日が落ちるのが早いですね。
しかし、夕日の中で見る紅葉は、より紅く見えるので、これはこれでなかなかいいものです。
この日の南禅寺の紅葉の状況を見る限りでは、見頃は11月15日以降になりそうな感じです。
訪れるなら11月下旬が良さそうですね。