熊野若王子神社を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
熊野若王子神社
由緒
熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)は、永暦元年(1160年)に後白河法皇が紀州の熊野権現(くまのごんげん)を永観堂の守護神として勧請したのが始まりとされている。また、貞観年間(859〜877年)に真紹(しんじょう)が永観堂の鎮守社として祀ったものとも言われる。
祭神は、国常立命(くにとこたちのみこと)、伊佐那岐神(いざなぎのみこと)、伊佐那美神(いざなみのみこと)、天照大神。
当社の社名は、祭神の天照大神の別称である若一王子(にゃくいちおうじ)に因んだもの。
室町幕府初代将軍の足利尊氏から篤く崇敬され、寛正6年(1465年)に8代将軍の義政が花見の宴を催したことから花見の名所としても知られるようになる。
その後、応仁の乱(1467年)によって荒廃するが、豊臣秀吉の支援で再興された。
明治時代に修築され、本宮、新宮、那智、若宮の四殿が拝殿の奥にあったが、昭和53年(1978年)に一社相殿に改築されている。
なお、熊野若王子神社は、熊野神社と新熊野神社(いまくまのじんじゃ)と合わせ京の三熊野として崇敬されている。
熊野若王子神社の所在地
〒606-8444
京都市左京区若王子町2(地図)
熊野若王子神社への行き方
地下鉄蹴上駅から徒歩約17分
市バス「東天王町」から徒歩約10分
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