二条城の桜の見どころは2か所

京都には、たくさんの桜の名所がありますが、中京区にある二条城もその一つです。

お城というと、いかめしいイメージがありますが、二条城はあまりそういう風には感じさせません。

おそらく、天守閣がないというのがその理由だと思います。それと、城内が文化的な造りになっていることも、いかめしいイメージを感じさせないことと関係があると思います。

そんな文化的なイメージの二条城には、たくさんの桜が植えられています。

以前、桜を観に訪れた時、二条城には、2か所のお花見の名所があることがわかりました。

その2か所とは、北の清流園と南の桜の園です。

たくさんの庭石と芝生でできた清流園

城内の北にある清流園は、たくさんの庭石と芝生で構成されています。

庭石は、高瀬川の開削で有名な角倉了以(すみのくらりょうい)の屋敷から譲り受けたもので、その数は800個もあるそうです。

庭石が置かれている部分は、日本的な庭園で、池も存在します。

清流園の西側が日本的な庭園となっているのですが、東側は一面芝生の洋風の庭園となっています。

その芝生の庭園の東の端に濃淡の異なる桜の木が何本も植えられています。

清流園の桜群

清流園の桜群

思わず、芝生の中に入って寝ころびたくなりますが、入ることはできません。

枝垂れ桜は、鮮やかなピンク色。

清流園の枝垂れ桜

清流園の枝垂れ桜

上の写真の枝垂れ桜には、近付くことができます。でも、柵を越えないようにしましょう。

門越しに見る清流園の桜もなかなか風流です。

門越しに見た清流園の桜

門越しに見た清流園の桜

北の清流園の桜を観た後は、南の桜の園へ。

別に慌てて移動する必要はないのですが、城内の中央の通りを北から南に歩けば、桜の園に早く着きます。

桜の園

南側の桜の名所である桜の園は、その名の通り、桜がたくさん植えられています。

どこを見ても桜の花が咲き乱れていますね。

桜の園

桜の園

枝を1本1本見ていくと、桜の花がびっしり。

桜の花の大渋滞といった感じです。

密集した桜の花

密集した桜の花

桜の園で咲いていた桜の花は、どれも窮屈に見えるくらいたくさん咲いていました。

以上、清流園と桜の園の2か所を紹介しましたが、城内の他の場所でも桜の木が植えられています。

城内を散策していると突然下の写真のような枝垂れ桜も現れたりします。

枝垂れ桜

枝垂れ桜

春の二条城は、たくさんの観光客の方が訪れますが、城内がとても広いので、混雑している感じはしませんでした。

二条城は、京都の数ある桜の名所の中でも、おすすめのひとつですね。ライトアップも行われているので、夜桜を楽しむこともできます。

また、私は、場内を全て散策するのに2時間以上かかりました。

なので、二条城に訪れる時は、余裕を持って3時間程度の時間を確保しておいた方がいいでしょう。

飲み物は、必ず持参した方がいいですよ。

なお、二条城の詳細は、下記ページを参考にしてみてください。

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