右京区一覧

天龍寺の門前にある光厳天皇髪塔

天皇家を二分して50年以上に渡る騒乱が繰り広げられた南北朝時代。 大覚寺統の後醍醐天皇が吉野に開いた南朝に対して、足利尊氏が持明院統の光厳天皇(こうごんてんのう)を擁立して開いたのが北朝。 両天皇ゆかりの史跡が、旅行者や観光客で賑わう京都市右京区の嵯峨嵐山に残っています。

賀茂斎院の初代斎王となった有智子内親王の墓

京都市右京区の嵯峨野に建つ常寂光寺の東。 この付近は、小倉餡発祥の地とされ、今も開発されることなく、のどかな景色が残っています。 その北には、石造りの鳥居が立ち、見る人が見れば、すぐに天皇陵もしくは皇族関係者のお墓だと気づきます。 ここは、嵯峨天皇の第8皇女の有智子内親王(うちこないしんのう)の墳墓です。

京都市内のお寺に建つ勅使門を探してみました

勅使門(ちょくしもん)。 それは、天皇の意思を伝えるための使者である勅使が出入りする門。 勅使を迎えるわけですから、勅使門を持つ寺院は皇室との関係が深いのは言うまでもありません。 そのような寺院は広い境内を有し立派なお堂が建ち並んでいることが多く、小さなお寺にはまず勅使門は建っていません。 今回の記事では、京都市内の勅使門を持つお寺をいくつか紹介します。

仁和寺の春夏秋冬

京都市右京区の御室(おむろ)に建つ仁和寺(にんなじ)は、代々皇族関係者が住持を務めてきた門跡寺院(もんぜきじいん)です。 その格式の高さに関わらず、桜の季節を除けば、誰でも無料で境内に入れ、お参りできます。 建物の見事さはもちろんですが、季節ごとに違った風景を楽しめるのも仁和寺の魅力ですね。 今回の記事では、仁和寺の春夏秋冬の景色を紹介します。

水力発電で光る渡月橋の歩道

京都市で人気のある観光地の嵐山には、桂川に渡月橋(とげつきょう)という橋が架かっています。 江戸時代以前に木材だけを使って架けられたような外観をしていますが、車道と歩道はアスファルトに覆われ、バスや自動車が通っても壊れない頑丈な橋になっています。 そんな古めかしい渡月橋ですが、夜になると歩道に設置されている花崗岩でできた行灯が水力発電により点灯するという仕掛けが施されています。

長安をモデルにした平安京なのに京都に行くことを上洛と言う

延暦13年(794年)に桓武天皇が都を京都に遷し、平安京が誕生しました。 桓武天皇が京都を都に選んだのは、四神相応の地だったからで、その都市計画は唐の長安を参考にしたことはよく知られています。 ところで、長安をモデルにした平安京なのに京都に行くことをなぜ上洛と言うのでしょうか。 長安のような都なら、「上長」とか「上安」とか言えば良いのに不思議ですよね。

五智山蓮華寺の石仏と因幡薬師の石仏は作者が同じ

京都市右京区の五智山蓮華寺には、五智如来などの大きな石仏が境内に祀られています。 世界遺産の仁和寺のすぐ近くにありますから、仁和寺に参拝した時には蓮華寺にもお参りをして石仏を見ておきたいですね。 蓮華寺の石仏を製作したのは、江戸時代の但称上人です。 但称上人は、その生涯において2万体もの石仏を製作したと伝えられており、下京区の因幡薬師(平等寺)にも但称上人作の石仏が置かれています。

安産、子授け、嬰児守護の仁孝天皇御胞衣塚・西院春日神社

阪急電車の西院(さいいん)駅、または、京福電車の西院(さい)駅から北に約5分歩いたところに西院春日神社が建っています。 西院春日神社は、平安時代に淳和天皇の離宮である淳和院があった地とされ、天皇家とゆかりがあります。 また、境内には、江戸時代後期の仁孝天皇の御胞衣塚(おえなつか)もあり、安産、子授け、嬰児守護のご利益があると伝えられています。

冬に参拝した西院の高山寺・2024年

2月2日に京都市右京区の西院春日神社に参拝した後、南東に約5分歩き、高山寺にも参拝しました。 高山寺と言えば、栂尾(とがのお)にある世界遺産の高山寺が有名ですが、そことは別のお寺です。 西大路四条の交差点の北東角に建つ高山寺が、今回お参りするお寺であります。