北区一覧

国宝三唐門を拝観

京都の観光名所に行くと、唐門と呼ばれる派手な門を見かけることがあります。 唐門とは、唐破風(からはふ)形の屋根を持つ門のことです。 唐破風は、弓を横にしたような感じで、屋根の中央が高く、両端が反り返った形をいいます。 京都には、いくつか唐門がありますが、西本願寺、豊国神社、大徳寺の唐門が国宝に指定されており、これらは国宝三唐門と呼ばれています。

卒塔婆流しで知られる平康頼の塔・大徳寺

治承元年(1177年)に当寺権勢をふるっていた平家を倒そうという計画がありました。 世に言う鹿ケ谷の変です。 この計画は、事前に平清盛に察知され、関係者は捕えられ、処刑されたり、島流しにされたりしました。 鹿ケ谷の変に関わり島流しとなった者の中には、平康頼という人物もいました。

紅く染まりゆく境内・今宮神社

10月も後半になると、京都の観光名所は、木々の葉が少しずつ紅く染まり始めます。 京都市北区に建つ今宮神社も、紅葉の名所というほどではないのですが、境内が紅く彩られ始めていました。 ということで、今回の記事では、10月後半の今宮神社の境内の模様をお伝えします。

大徳寺の方丈、唐門、法堂特別公開・2011年秋

京都市北区の禅寺の大徳寺は、基本的に境内に入るのは自由です。 でも、境内の中で、普段は、入ることができないところがいくつかあります。 そんな普段入ることができないところが、10月23日から31日まで特別公開されるということなので、この機会に大徳寺を訪れることに。

天野屋利兵衛に禁酒祈願

最近は、お酒を飲む方が減ってきているようですが、それでも毎日飲むというお酒好きの方も多いことでしょう。 そんな酒好きの夫を持っている奥さんは、夫の健康面など、何かと心配事があるのではないでしょうか。 「できることなら夫に禁酒してほしい」 そう思っている方にお参りしていただきたいのが、京都市北区に建つ地蔵院です。

天寧寺のサルスベリとフヨウ・2011年

京都市北区の寺町通沿いに建つ天寧寺は、夏になると境内にサルスベリとフヨウが咲きます。 あまり有名なお寺ではないこと、夏は京都に観光で訪れる方が少ないことから、8月下旬に私が天寧寺に訪れた時は、境内に人っ子一人いませんでした。

夏は静かな平野神社

京都市北区に建つ平野神社。 ここは、京都でも有名な桜の名所ということで、春になるとお花見のためにたくさんの観光客や参拝者が訪れます。 私も桜を観るために春に平野神社に訪れたことがあります。 ところで、境内にたくさん植えられている桜は、夏になるとどうなっているのでしょうか。 ちょっと気になったので、8月中旬に平野神社に参拝してきました。

あらゆる力を授かれる六請神社の力石大明神

京都市北区には、足利尊氏が創建した等持院(とうじいん)というお寺があります。 最寄駅は、京福電車の等持院駅です。 等持院は、歴代の足利将軍の木造が安置されていて、なかなか興味深いお寺なので、歴史好きの方に一度は訪れてほしいですね。 そして、等持院に訪れた後は、その鎮守社の六請神社(ろくしょうじんじゃ)にも参拝してほしいところです。

都を守る4つの大将軍社

平安京は、現在の二条城付近に造営されました。 この地が選ばれたのは、北に山、東に川、西に道、南に湖がある四神相応(しじんそうおう)の地だったからです。 四神とは、四方を守る神のことで、北は玄武、東は青龍、西は白虎、南は朱雀という神がそれぞれの方角の守護神とされています。 これを平安京に当てはめると、北は船岡山、東は鴨川、西は山陰道、南は巨椋池(おぐらいけ)となります。 このように平安京は、四神に守られた縁起の良い場所だったのです。 さらに桓武天皇は、平安遷都の際、奈良春日大社から方位を司る大将軍という神を勧請(かんじょう)し、都を守る方除の神として四方に祀りました...