家内安全一覧

織田信長から賜った多羅観音と門出八幡宮が伝わる勝念寺

京都市伏見区の勝念寺は、かましきさんの愛称で親しまれています。 かましきさんとは、当寺に祀られている身代釜敷地蔵尊が由来で、織田信長から賜ったお地蔵さまと伝えられています。 勝念寺を創建した聖誉貞安(しょうよていあん)上人は、織田信長が帰依していたお坊さんです。 織田信長は、他に多羅観音(たらかんのん)や門出八幡宮(かどではちまんぐう)のご神体も貞安上人に寄進したと伝えられています。

京都市内に祀られている不動明王を探してみました

密教において大日如来の化身とされる不動明王は、煩悩退散、除災招福、病気平癒、疫病退散、家内安全、国家安泰といった現世利益のご利益があるとして昔から多くの人々に信仰されてきました。 不動明王は怖い顔をしているので、正面から拝むと怒られそうな気がしますが、人々の心の迷いや煩悩を取り除き、全ての人を救ってくれるありがたい仏さまです。 そして、京都市内には、不動明王を祀るお寺がたくさんあります。 今回の記事では、私が実際に訪れてお参りをした不動明王を祀っているお寺を紹介します。

宗像三女神が祀られている京都御苑の2つの神社

多紀理比売命(たぎりひめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)、市岐嶋比売命(いちきしまひめのみこと)をあわせて宗像三女神(むなかたさんにょしん)といいます。 宗像三女神には、商売繁盛、家内安全、芸事上達、金運などのご利益があります。 日常生活にとって、ありがたいご利益が多いですね。 この宗像三女神を祀っている神社が京都御苑の中に2つあります。 ひとつは、宗像神社で、もうひとつは厳島神社です。

師走の若宮八幡宮と安祥院

12月になると、京都は観光客の方の姿が少なくなります。 少し前の紅葉の時期の賑わいが嘘のようですね。 冬になると、見るものが無くなるというのが、観光客が減る理由なのでしょう。 京都で最も観光客が多い清水寺界隈もこの時期は、人がまばらです。 ということで、その近くに建つ若宮八幡宮と安祥院にお参りしてきました。

思わず笑ってしまう乃木神社のご利益

京都市伏見区に乃木神社という神社が建っています。 乃木神社は、大正時代に創建された比較的新しい神社で、明治時代の軍人の乃木希典(のぎまれすけ)を祭神として祀っています。 明治時代の軍人を祀っていると聞くと、非常に固そうな雰囲気がありますが、境内に入ると、これがなかなか面白いことになっています。

京都市各地に散らばる六地蔵巡りの各寺

毎年8月22日と23日は、京都は六地蔵巡りで賑わいます。 六地蔵巡りは、6ヵ所のお寺で、赤、青、黄、緑、黒、白の6色のお札を授かって玄関につるし、1年の疫病退散、家内安全、無病息災、福徳招来を祈願するものです。 そこで、今回の記事では、六地蔵巡りの6ヵ所のお寺を紹介します。

上賀茂神社の2つの境外摂社

京都市北区には、世界遺産に登録されている上賀茂神社が建っています。 上賀茂神社の境内には、縁結び、子授けのご利益があると信仰されている片岡社という摂社があります。 上賀茂神社に限らず大きな神社には、よく境内に摂社や末社などが建っていますが、境内の外にも摂社が存在していることがあります。 こういった摂社を境外摂社と言います。 上賀茂神社にも大徳寺と上賀茂神社の間に久我神社と貴船神社という2つの境外摂社が存在しています。 そこで、今回の記事では、この2つの境外摂社を紹介したいと思います。