上京区一覧

廬山寺にある慶光天皇陵

京都市上京区に廬山寺(ろざんじ)というお寺があります。 廬山寺の境内の東には、光格天皇の父である慶光天皇(きょうこうてんのう)の陵があります。 光格天皇が即位したのは江戸時代後期のこと。 光格天皇の前の天皇は後桃園天皇だったのですが、後桃園天皇には男子がいませんでした。 そのため、後桃園天皇が崩御した後は、慶光天皇の男子であった光格天皇が即位することになりました。

神経精神科教育に貢献した嶋村俊一の邸宅跡

京都の街を歩いていると、偶然、石碑を発見することがあります。 先日も、京都市上京区の新烏丸通を南に向かって歩いていると、建物の片隅に「嶋村俊一邸跡」と刻まれた石碑を発見しました。 嶋村俊一とは、聞いたことない名ですが、石碑が建立されているのですから、きっと有名な人物なのでしょう。

宝暦事件のおかげで平安時代の姿が蘇った京都御所

京都市上京区の京都御所は、平安京ができてから、ずっと同じ場所にあり続けているわけではありません。 平安京の大内裏(だいだいり)は、現在の京都御所よりも西の二条城が建つ辺りにあったのですが、何度も火災に遭い再建されなくなりました。 京都御所が現在地に定まったのは元弘元年(1331年)のことで、仮の内裏とされていた土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)で光厳天皇が即位して以降、明治2年(1869年)まで、天皇の住いとして使用されてきました。 したがって、現在の京都御所は平安時代の大内裏とは違います。 でも、現在の京都御所は、平安時代の印象を残しています。

菅原道真が北野天満宮に祀られた理由とは・北野廃寺跡

京都市上京区に北野天満宮が建っています。 祭神として祀られているのは、学問の神さまで有名な菅原道真ですね。 菅原道真が北野天満宮が建つ地に祀られるようになったのは、彼の乳母とされる多治比文子(たじひのあやこ)に道真の託宣が下り、北野の右近の馬場に祀るようにと告げられたからだと伝えられています。 ところで、道真は、なぜ右近の馬場に祀るように告げたのでしょうか。

廬山寺の元三大師節分会・2020年

2月3日に京都市上京区の廬山寺を訪れました。 毎年、2月3日の節分の日は、廬山寺で節分会が催されます。 廬山寺の節分会は、非常に盛り上がるという話を聞いていたので、一度は見に行きたいなと思いながら何年も行かずにいました。 でも、今年こそは見るぞと思い、午後から廬山寺へ向かいました。

師走に参拝した菅原院天満宮神社・2019年

12月下旬に京都市上京区の護王神社に参拝した後、南に少し歩き、菅原院天満宮神社にも参拝しました。 菅原院天満宮神社は、その名からもわかるように学問の神さまの菅原道真を祀っています。 そろそろ高校入試や大学入試が近づくことから、合格祈願にお参りをする学生さんも増えてきそうです。

亥年の師走に参拝した護王神社・2019年

12月下旬。 京都市上京区の護王神社に参拝しました。 護王神社の境内には、たくさんのイノシシがおり、亥年の2019年は年始から多くの参拝者で賑わいました。 私も、新年の早い時期にお参りしています。 亥年もそろそろ終わり。 今年1年間の締めくくりに護王神社にお参りであります。

紅葉が見ごろに近づく宗像神社・2019年

11月末。 京都御苑内にある閑院宮邸跡の紅葉を見た後、同じく京都御苑内にある宗像神社(むなかたじんじゃ)に参拝しました。 当初は宗像神社に立ち寄ることを予定していなかったのですが、たまたま近くを通ると良い具合に紅葉しているのが見えたので、お参りしていくことに。

清浄華院で黄葉する蜂須賀桜・2019年

11月末に京都市上京区の廬山寺に紅葉を見に行った後、ほんの少し北に歩き清浄華院(しょうじょうけいん)にも参拝しました。 浄土宗四ヵ本山のひとつに数えられる清浄華院は、カエデはあまり植えられていないので、この時期に観光で訪れる人は少な目です。 でも、まったく紅葉を見られないわけではありません。 なので、廬山寺のすぐ近くということもあり、ちょっとばかり紅葉を見ていくことにしました。

紅葉が散り始めた廬山寺の源氏庭・2019年

11月末。 京都市上京区の廬山寺(ろざんじ)に参拝しました。 廬山寺は、京都御苑の東側の寺町通沿いに建っているお寺です。 境内には、源氏庭と呼ばれる庭園があり、夏のキキョウが美しいことで知られていますが、秋は紅葉も見ることができます。 今回の参拝は、源氏庭の紅葉を見ることが目的です。