東山区一覧

初ゑびす招福祭2011年

毎年1月8日から12日までの5日間にわたって、京都市東山区の恵美須神社で、初ゑびすの通称で知られている十日ゑびす大祭が行われます。 もちろん1月10日の十日ゑびす大祭が一番盛り上がりをみせるわけですが、今回、8日に行われた招福祭を観に行ってきましたので、その内容をお伝えしたいと思います。

東山三十六峰は実際に36の峰がある

京都市の東には東山という山がそびえています。 よく東山三十六峰と呼ばれることがありますが、この呼び名は中国の嵩山(すうざん)が嵩山三十六峰と呼ばれることから、それを真似て名付けられたと伝えられています。 なので、東山三十六峰と言っても実際に36の峰が存在しているわけではなさそうな気がしますよね。 ところが、東山には本当に36の峰が存在しているようです。

「角あり」「逆立ち」「恐ろしい」狛犬

神社に必ずあるものと聞いて、すぐに思いつくのは、鳥居ではないでしょうか。 では、鳥居の次に連想するものは何でしょうか。 本殿、鈴、賽銭箱などいろいろと思いつくでしょうが、多くの方が狛犬を連想すると思います。 そして、頭に思い浮かべた狛犬は、ちょっと高い場所に座っている獅子のような姿をしたものではないでしょうか。 どこの神社でも、狛犬は、大体このような姿をしていますが、たまに変わった姿をした狛犬が鎮座していることがあります。 そこで、今回の記事では、私が今までに観たちょっと変わった姿をしている狛犬を紹介したいと思います。

平家全盛期にだけ並存した2つの三十三間堂

京都市東山区には、三十三間堂というお寺があります。 この三十三間堂、実は平安時代に2つあったことをご存知でしょうか。 ひとつは、今現在も存在している正式には蓮華王院(れんげおういん)という三十三間堂です。 もうひとつは、得長寿院と呼ばれていた三十三間堂です。 今回の記事では、蓮華王院と得長寿院を比較しながら紹介したいと思います。

大谷本廟と大谷祖廟

京都市東山区には、五条通と東大路通が交差するあたりに建っている大谷本廟(おおたにほんびょう)と円山公園近くに建っている大谷祖廟(おおたにそびょう)という似たような名前の建物があります。 名前が似ているということは、両者は関係があるということなのですが、訪れる方が少ないので、ご存じない方も多いのではないでしょうか。 そこで、今回の記事では簡単に大谷本廟と大谷祖廟について紹介したいと思います。

桜に見とれて気付きにくい「かにかくに碑」

かにかくに 祇園はこひし 寝る時も 枕のしたを 水のながるる 上の歌は、吉井勇(よしいいさむ)が明治43年(1910年)に詠んだもので、彼の歌集である「酒ほがひ」に収録されています。 この歌をどこかで見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか? もし、京都で見た気がするなら、おそらく、そこは祇園でしょう。

清閑寺の紅葉2010年

美しい紅葉を観ることができる名所でも、訪れるのに坂道を上って行ったり、急な石段を上がったりしなければならないところは、観光客の方が少なく、静かに観賞できます。 京都市東山区の清閑寺もそんな紅葉の名所のひとつです。

清水寺の紅葉2010年

京都市東山区には、紅葉の名所がたくさんあります。 その中でも人気なのが、世界遺産に登録されている清水寺。 清水寺は、いつ訪れても観光客の方で境内が埋め尽くされているのですが、紅葉シーズンになるとその数はさらに増えます。 やはり皆さん、紅葉の時期が美しいということを御存じなんですね。 ということで、私も11月24日に清水寺に紅葉を観に行ってきました。

猿神がいる新日吉神宮

京都市東山区の智積院と妙法院の間にある女坂を5分ほど歩いて上ったあたりに新日吉神宮という神社が建っています。 「新日吉」と書いて「いまひえ」と読みます。 今回の記事では、この少し変わった読み方の新日吉神宮を紹介したいと思います。