京都の名所旧跡一覧

熊野神社にある八ッ橋発祥の碑

京都のお土産と聞いて最初に思い浮かぶのが、八ッ橋という方は多いのではないでしょうか。 あまりに定番すぎて、八ッ橋以外のお土産を探そうとしても、最終的に八ッ橋になってしまったということもあることでしょう。 八ッ橋が誕生したのは、今から約300年ほど前で、場所は京都市左京区の熊野神社の辺りだったと伝わっています。

本因坊ゆかりの寂光寺

東山三条の交差点を北に3分ほど歩いた辺りに寂光寺というお寺が建っています。 境内は割と広めですが、交通量の多い東大路通に面していないせいか、あまり知られているお寺ではありません。 私もこの辺りは、よく歩くのですが、寂光寺の存在に気付いたのは、最近のことです。 偶然通りかかったら、寂光寺があったので、ちょっとだけお参りしていくことにしました。

冬の清涼池は鏡のように・要法寺

2月中旬に京阪電車の三条駅近くに建つ要法寺(ようぼうじ)に訪れました。 割と大きなお寺ですが、観光寺院でないため、ご存じない方も多いことでしょう。 私も境内に入ったのは今回が初めてです。 冬ということもあって、境内には誰もいませんでした。

市松模様の庭園が美しい聖護院

京都市左京区の聖護院(しょうごいん)の特別公開に行ってきました。 特別公開されたのは、非公開文化財です。 京都市観光協会が主催している「京の冬の旅」という企画で、普段見ることができない聖護院の文化財が展示されます。

慈照院の特別公開で鑑賞した客殿庭園

毎年冬になると、京都市観光協会が「京の冬の旅」と題して、お寺や神社の非公開文化財を特別公開します。 普段、写真でしか見ることができない文化財を実際に見ることができる機会は、なかなかありません。 なので、文化財に興味がある方にとって、こういった企画はうれしいことでしょう。 また、冬は、京都の観光地も殺風景になるところが多いので、この時期は文化財めぐりをするのも京都観光の楽しみ方のひとつです。 ということで、相国寺の塔頭(たっちゅう)の慈照院に非公開文化財を見に行ってきました。

いつも門が閉ざされている旧神先家住宅

京都市中京区の壬生寺(みぶでら)に訪れると、いつも気になる建物があります。 その建物は、壬生寺の東向かいに建っている旧神先家住宅(きゅうかんざきけじゅうたく)です。 何が気になるかというと、いつも門が閉ざされていて中がどうなっているのかわからないところです。 門の前に説明書があるので、貴重な建物だということはわかりますが、詳しい内容はこれだけではわかりませんね。

坂本竜馬と中岡慎太郎が眺めている京都市街・京都霊山護国神社

京都市東山区の霊山(りょうぜん)に京都霊山護国神社が建っています。 霊山には墓地があり、そこには、明治維新のために尽くした志士1,356名の御霊が祀られており、その中には、坂本竜馬と中岡慎太郎のお墓もあります。 今まで、一度は京都霊山護国神社の墓地に行ってみようと思っていましたが、なかなか機会がなく行けていませんでした。 このままだと、一生行かないなと思ったので、先日、時間をとって京都霊山護国神社にお参りをしてきました。

藤原氏の栄華の跡・東三条院址

京都市中京区の押小路通と釜座通が交差するあたりに東三条院址(とうさんじょういんし)の石碑を発見しました。 腰よりも低い石碑なので、普通なら見向きもせずに通り過ぎてしまうのですが、近くに京都市の説明書が立っていたので、近寄ってじっくりと観察することにしました。 ここはどうやら平安時代に貴族の屋敷があった場所のようです。

平安神宮に参拝した時はじっくりと見ておきたい応天門の扁額

京都市左京区の岡崎に建つ平安神宮。 ここは、明治28年(1895年)に平安遷都1100年を記念して創建されました。 他の神社と比べると、建物や境内の造りが変わっていますが、これは、平安京の朝堂院を8分の5の大きさに復元したものだからです。 現在でこそ、平安神宮は、朱色の大鳥居が有名ですが、実は創建当時には存在していませんでした。 神社の入口と言えば鳥居なわけですが、昭和4年(1928年)に大鳥居が建設されるまでは、応天門が平安神宮の入口でした。今でも応天門の先が境内になっているので、こちらが事実上の入口ではあるのですが。