9月に入ると、京都も少しずつ涼しくなり、昼間の散策がしやすくなってきました。
これからは徐々に観光客の方が増えて、京都は活気が出てきます。
9月初旬。
やや雨雲が気になる日に京都市左京区の南禅寺を訪れました。
色付き始めたカエデと夏の名残を感じさせるサルスベリ
この時期に南禅寺を訪れたのは、そろそろ萩が花を咲かせているのではないかと思ったからです。
最初に書いておきますが、萩の花は、南禅寺の総門前に少しだけ咲いていただけで、全く見ごろではありませんでした。
やはり、少し時期が早かったようです。9月10日過ぎに訪れると、萩も咲いているのではないでしょうか。
総門をくぐり一気に境内奥の方丈の前まで来ました。
いつもなら、総門をくぐって、奥に進みながら写真を撮っていくのですが、今回は、奥から総門に向かって写真を撮ることにしました。
方丈付近のカエデは、少しずつ緑色から黄色に変化していました。
中には、赤く染まっているものもありました。
水路閣の近くのカエデは、青葉の状態。
茶色っぽく枯れたような色をしたカエデの葉もありましたが、この周辺はまだまだ夏といった感じです。
天授庵近くのサルスベリは、たくさんのピンク色の花を咲かせていました。
こちらもまだまだ夏の名残を感じさせますね。
天授庵の方は、カエデの葉が黄色から赤色に変わりつつありました。
まだ9月に入ったばかりなのに色付き始めるのが早いですね。
南禅寺境内のちょうど真ん中辺りは、青葉の状態です。
上の写真の位置から右に進むと法堂(はっとう)が建っており、左に進むと三門が建っています。
法堂の中を覗くと、天井に龍が描かれているのがわかります。
だれでも外から眺めることができるので、南禅寺に訪れ時は、ぜひ天井の龍をご覧になってください。
法堂の次は、向きを変えて三門の方へ。
小雨がポツリポツリと降り始めたかと思ったら、三門の上空を雨雲が多い始めてきました。
これは、あまり長居はできそうにありません。
三門越しに境内を撮影。
春や秋といった観光シーズンだと、人がいないタイミングで写すことは困難です。
三門を見た後は、境内北側へ。
こちらも天授庵と同じように塀越しに色付き始めたカエデが見えました。
ひょっとすると、今年の紅葉は例年よりも早く見ごろを迎えるかもしれませんね。
境内を一通り散策したので、雨が本降りになる前に南禅寺を後にすることに。
車が境内に入るのを防ぐ柵の上には、スズメが4羽とまっていました。
今まで南禅寺には何度も来ているのにこのスズメには気づきませんでしたね。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。