紅葉が遅い2011年も、12月に入って、ようやく京都市中心部の紅葉の名所が見ごろを迎えました。
京都市中心部の紅葉の名所は、京都御苑とその東に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)が有名です。
12月上旬。
上記2か所の紅葉を観てきましたので、今回の記事では、その模様をお伝えします。
黄色が目立つ京都御苑
京都御苑の紅葉は、どこもほぼ見ごろの状態。
若干、色付くのが遅いものや逆にやや見ごろを過ぎているものもありましたが、全体的には良い具合です。
九条池の紅葉も見ごろ。空が曇っていたので、葉が深い赤色に見えます。
藤の葉も黄色に変化していました。
黄色と言えば、下の写真のカエデの葉がすべて黄色でした。
最初に見た時は、イチョウと間違えてしまいました。
この黄色いカエデに日が射すと、黄金色に輝いて、とてもきれいでした。
他にも黄色やオレンジ色の葉を付けたカエデが何本かありました。
こういう色もなかなか味があります。
カエデは全体的に見ごろでしたが、イチョウは、どれも半分以上、葉が散っています。
地面には、黄色いイチョウの葉のじゅうたんが敷かれていました。
この景色を見ると、冬の到来を感じますね。
梨木神社
京都御苑の次は、梨木神社へ。
ひとつ目の鳥居付近は、そうでもなかったのですが、2つ目の鳥居に近づくと、良い感じで色付いているカエデが、たくさんありました。
長い参道の紅葉は、すでに見ごろを迎えています。
イチョウは、もう見ごろを過ぎて、枝がスカスカに。
そして、散った葉は、屋根の上に落下しています。
緑色から赤色に変わりゆくモミジを発見。
こういったモミジが残っているので、もう少し見ごろが続きそうです。
でも、本殿付近の紅葉は、そろそろ見ごろを終えようとしています。
葉の色がくすんできていますね。
本殿にお参りを済ませ、参道を振り返ると、太陽に照らされた紅葉が鮮やかでした。
12月に入っていたせいか、京都御苑も梨木神社も人が少なめで、のんびりと紅葉狩りをできました。
人が多すぎると紅葉をじっくりと見れなくて困りものなのですが、逆にあまりに少なすぎるのも寂しいものです。
やっぱり、適度に人がいる方が落ち着きますね。