1月9日に京都市左京区の大豊神社に参拝した後、西に約10分歩き、岡崎神社にも参拝しました。
岡崎神社は、境内に多くのウサギがいることから、卯年にはたくさんの参拝者が訪れました。
でも、卯年以外だと、1月でも人が少なく落ち着いて初詣ができます。
雨社の狛兎
岡崎神社は、市バス停「岡崎神社前」で下車してすぐの場所に建っています。
岡崎神社の鳥居の前に到着した頃から、空は曇り始め、寒さも厳しくなってきました。
鳥居をくぐって参道を北に歩いていくと、狛兎が参拝者を出迎えてくれます。
正面から見ると、愛嬌のある顔をしていますね。
岡崎神社の境内に入ってから、雪が降り始めました。
雪の勢いは一気に強くなり、お参りできそうにありません。
ということで、テントの中で雪が止むのを待つことに。
床几台が置かれていたので、座りながら雪降る境内をぼけーと眺めることに。
時折、日が差していたので、すぐに止むだろうと思ったのですが、意外と長く降り続いています。
10分以上待ったところで、雪が止みました。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
岡崎神社は、桓武天皇が王城鎮護のために都の東に創建した東天王社が始まりとされています。
その後、社殿が炎上しますが、貞観11年(869年)に再建され、速素盞鳴尊(すさのをのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、三女五男八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀りました。
本殿前の狛兎。
にっこり笑っているような表情が良いですね。
石段下の狛兎は、丸々と太っています。
手水舎の黒御影石でできた厄除子授兎は、その名のとおり、子宝に恵まれ安産になると信仰されています。
水をかけてお腹をさすり祈願するとご利益を授かれますよ。
境内の東に建つ雨社。
雪が降らないようにと祈願しましたが、雨乞いの神さまですから逆効果だったかもしれません。
安目社とも呼ばれており、目の病気平癒のご利益もありますよ。
雨社にも狛兎がいました。
こんなところにも狛兎がいるとは気づきませんでした。
両手を膝の前に置いて行儀の良い狛兎ですね。
耳が垂れているのも変わっています。
雪が止んだ後の境内。
気温が一気に下がり、とても寒かったです。
帰りに歩いた参道も薄暗く、京都の冬が本番を迎えたなと感じましたよ。
岡崎神社には、今回紹介した以外にも多くのウサギがいます。
いろんなところにいますから、参拝した時に探してはいかがでしょうか。
この後は、平安神宮に参拝します。
なお、岡崎神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。