12月中旬。
京都市中京区の下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。
京都の紅葉は、12月に入ってからきれいに色づくようになり、12月中旬でも見ごろを保っているところがあります。
例年だと、すでに紅葉が終わりを迎えているところがほとんどなのですが、今年は、色づくのが遅かったためか、紅葉が長持ちしています。
さて、下御霊神社には、カエデが1本しかないのですが、そのカエデが紅葉している姿を見ようと思い、参拝した次第であります。
本殿脇で見ごろを保つ紅葉
下御霊神社には、京阪電車の神宮丸太町駅から西に約8分歩くと到着します。
地下鉄の丸太町駅からだと、東に徒歩約8分です。
この日は、晴天だったこともあり、寺町通に面する下御霊神社の鳥居の朱色がきれいに見えました。
鳥居の奥に建つ正門。
正門の屋根の下には、龍の彫り物がありますよ。
辰年もそろそろ終わりが近づいていますが、最後に下御霊神社の龍も拝んでおきましょう。
正門をくぐった正面には拝殿があります。
そして、拝殿の後ろに本殿があり、その南側のカエデが、真っ赤に色づいていました。
縮れたモミジが目立ち始めていますが、紅葉は見ごろを保っていますね。
下御霊神社には、晩秋に参拝したことが何度かありますが、こんなに真っ赤になっているカエデを見たのは今回が初めてです。
下御霊神社は、紅葉が遅めなので、12月に入ってから見に来た方が良いですね。
灯籠と一緒に見る紅葉。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿には、非業の死を遂げた人々の御霊が祀られており、災厄から身を守ってくれると信仰されていますよ。
厄除を祈願しておきます。
本殿の近くでは、真っ白いサザンカの花も咲いていました。
真っ赤な紅葉を見た後だったためか、きれいな純白に見えましたよ。
社務所の近くでは、冬の到来を告げるかのようにナンテンの赤い実がたくさんなっていました。
紅葉を見ると、まだ秋のように思いますが、今年の京都は12月でも最高気温が10度程度までしか上がらず真冬の寒さになっています。
拝殿越しに見る紅葉。
逆光だったため、きらきらと輝いているように見えました。
帰りは、北西角の鳥居から外に出ることに。
鳥居の向こうには、黄葉したイチョウが見えます。
寺町通には、多くのイチョウが植えられていますが、まだ、全身が黄色くなっていないものが目立ちました。
黄色くなっているイチョウも、色があまりきれいじゃなかったです。
これから美しい黄色になるのか、それとも、このまま散ってしまうのかわかりませんが、12月25日頃までは葉が残っていそうでしたよ。
下御霊神社の紅葉は、12月中旬で見ごろが後半に入っていました。
紅葉は、12月22日までは楽しめそうです。
この後は、梨木神社に紅葉を見に行きます。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。