11月27日に宝鏡寺に紅葉を見に行った後、堀川通を南に約25分歩き、京都市中京区の神泉苑に参拝しました。
神泉苑にも、それほど多くはないものの、カエデが植えられているので、晩秋になると紅葉を見られます。
京都市中心部は、紅葉するのが遅い傾向にあり、しかも、今年は例年より紅葉が遅れているので、神泉苑の紅葉は見ごろ前かもしれないと思いましたが、とりあえず行ってみることにしました。
見ごろには早かった紅葉
神泉苑には、地下鉄の二条城前駅から押小路通を南に約3分歩くと到着します。
できることなら、押小路通の1本南にある御池通から境内に入りたいところですが、今回は、押小路通に面する北側の門から入ることに。
北側の門は、御幸門というんですね。
何度もくぐっていますが、門の名を確認することは、これまでありませんでした。
頭上には、ちょっと寒さを感じさせる晩秋の青空が広がります。
石畳の参道を南に歩いていくと、平八の跡地でカエデが真っ赤に色づいていました。
予想したよりも、紅葉が早く見ごろを迎えていますね。
と思ったのですが、境内の大部分を占める法成就池(ほうじょうじゅいけ)の周囲のカエデは、まだ赤くなり始めたばかりで、ほとんどが青葉でした。
紅葉越しに法成橋を眺めても、いまいち美しさに欠けます。
まずは、本堂にお参りをしましょう。
本堂の正面から、法成橋を渡れますよ。
寺務所で授かった守護札を胸に抱き、心に願いを念じながら渡り、善女龍王社にお参りをすると、願い事が叶うと信仰されています。
ちなみに叶えてもらえる願い事は、ひとつだけです。
法成就池のほとりでは、アヒルが気持ち良さそうに昼寝をしていました。
神泉苑では、アヒルも人気がありますね。
こちらが善女龍王社です。
空海が雨乞いの際にインドから善女龍王を神泉苑に呼び寄せたと伝えられています。
今年は、辰年でしたから、元日に初詣に来ましたね。
善女龍王社にもお参りをしておきましょう。
この日は、晴天だったこともあり、法成就池に法成橋がくっきりと映っていました。
神泉苑に参拝した時は、この景色も見ておきたいです。
池の対岸のカエデは、見ごろに近い状況まで紅葉が進んでいました。
参拝者は、あそこまで行けないので、遠目で見るしかありません。
そろそろ神泉苑から出ることに。
神泉苑の紅葉は、12月5日頃に見ごろを迎えたのではないでしょうか。
12月に入ると、サザンカも咲き始めますよ。
なお、神泉苑の詳細については以下のページを参考にしてみてください。