3月上旬に京都市伏見区の淀城跡公園に河津桜を見に行った後、淀水路を訪れました。
淀水路沿いにも、たくさんの河津桜が植えられています。
毎年3月10日から15日頃に見ごろを迎える河津桜ですが、今年は開花が例年より早く、見ごろを迎えるのも早いのではないかと思い、この時期に淀水路を訪れた次第であります。
混雑する淀水路
淀水路には、京阪電車の淀駅から南西に約5分歩くと到着します。
淀水路の西の端にやって来ました。
予想したとおり、河津桜は見ごろとなっており、水路沿いにピンク色のラインが出来上がっていました。
いつもながら、美しいピンク色であります。
河津桜が見ごろとなったことから、お花見に訪れる旅行者や観光客の姿も多くなっていました。
河津桜に近づくのが難しいほど混雑しています。
そのため、道路を歩きながら河津桜を観賞することに。
河津桜と春の花
時刻は、午後4時を過ぎていたことから、少し薄暗くなってきていましたが、夕日が照らす河津桜は、ピンク色がより濃く感じられました。
地面には紫色のパンジー。
まだ寒い日が続いていますが、この景色を見ると、春の到来を感じます。
淀水路沿いを東に歩き、道路を渡ります。
淀水路の河津桜は、東側は西側より遅くに開花します。
東側の河津桜は、まだ、開花したばかりの木が目立っていました。
公園のカバ越しに見る河津桜。
この辺りの河津桜は、まだ3分咲きにもなっていませんね。
西側と比較すると、開花が1週間ほど遅れていたのではないでしょうか。
さらに東に向かって歩いていきます。
淀水路の東端が近づいてくると、再び、見ごろを迎えた河津桜が増えてきました。
淀駅から淀水路までの道路には、「淀の河津桜」と書かれたのぼりが並んでいますが、淀水路沿いにも、同じのぼりが立っています。
菜の花もきれいに咲いていましたよ。
黄色い菜の花越しに見る河津桜も美しい。
今年は、菜の花も咲くのが早いですね。
竹の筒が設置されていました。
以前は見かけなかったのですが。
鹿威し(ししおどし)になっているのかと思ったのですが、いつまで待っても、カコーンと音が鳴らないので、そうではないことに気づきました。
徐々に日が西に傾いていきます。
夕日が照らす河津桜と淀水路の流れが情緒的でしたよ。
淀水路の河津桜は、3月上旬に見ごろを迎えていました。
まだ、見ごろ前の河津桜も多く残っていたので、3月10日までは楽しめそうです。
見ごろを迎えている河津桜も、まだ上の方の枝につぼみが残っていましたから、3月10日頃までは多くの花を咲かせているのではないでしょうか。
人は多いですが、一足早く京都でお花見をしたい方は、ぜひ、淀水路を訪れてください。