9月中旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮は、京都市から南西の方角に位置しており、平安時代から都の裏鬼門を守る社として崇敬されてきました。
朝廷だけでなく武家からも崇められてきた歴史があり、男山の山上に立派な社殿が建っています。
夏から秋へ移り行く境内
石清水八幡宮には、京阪電車の石清水八幡宮駅から、ケーブルに乗車し、男山の山上に向かうのが便利です。
山上の駅からは、南に3分ほど歩くと、神苑に到着します。
休憩所の2階から神苑を眺めます。
空は、少し秋らしくなっていますね。
とは言え、連日30度を超える日が続いており、京都府南部地域は、まだ夏の暑さが残っています。
神苑から参道へ。
南総門は工事中。
工事は、今年の春ごろから始まっていますが、まだ終わりそうな気配はありません。
工事中の南総門をくぐると、正面に本殿が建っています。
本殿の頭上にも、秋らしい空が広がっていますね。
それでは、お参りをしましょう。
石清水八幡宮は、厄除、開運のご利益があると信仰されていますから、災厄が降りかからないよう、そして、運が開けるようお願いしておきます。
本殿には、神輿が奉安されていました。
石清水八幡宮では、9月15日に石清水祭が催されます。
その準備がすでに始まっているようです。
神輿は3基あり、午前2時に祭神の神功皇后、応神天皇、比咩大神(ひめおおかみ)を遷して、男山のふもとまの頓宮(とんぐう)に向かいます。
神楽殿(かぐらでん)でも、石清水祭に使う備品類が用意されていました。
南総門から出て参道に戻って来ました。
木々の葉が、少し黄色くなってきていますね。
参道からケーブルの駅方向に歩き、展望台の入り口にやって来ると、立入禁止になっていました。
何やら、発掘調査が行われているようで、10月末まで行われているようです。
展望台には、9月末から入れそうですが、調査が長引くと10月以降でないと入れないかもしれません。
表参道を歩いて、男山を下ります。
森林の中は、ひんやりとしていますね。
ミンミンゼミやツクツクボウシが、元気に鳴いており、まだ8月のような気分ではありますが。
表参道を下りきり、二ノ鳥居までやって来ると、ここでも石清水祭の準備が行われており、屋根の設置が進んでいました。
参道を北に向かって歩き、頓宮の前にやって来ました。
頓宮でも、石清水祭の準備が行われています。
普段は、ここから駅に通じる神門が開いているのですが、この日は、くぐることができませんでした。
9月中旬の石清水八幡宮は、少しひんやりとしていて、秋の気配が感じられるようになっていました。
それでも、まだ残暑が厳しく、快適にお参りできるのは10月に入ってからになりそうです。
この後は、神應寺に参拝します。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。