7月31日に京都市東山区の八坂神社に大茅の輪をくぐりに行った後、北東に3分ほど歩き、知恩院に参拝しました。
夏の知恩院では、納骨堂の前にある池でハスを見ることができます。
夏は、多くのお寺でハスを見ることができますが、知恩院もその一つであります。
ハスは閉じるもスイレンは見ごろ
知恩院には、地下鉄の東山駅から南東に約7分歩くと到着します。
京阪電車の祇園四条駅からだと北東に徒歩約7分です。
八坂神社を出て、円山公園の中を歩き、知恩院の南門の前にやって来ました。
南門の近くでは、赤色のサルスベリが咲いていますね。
サルスベリも、夏になると、よく見かけます。
南門をくぐり、北に少し歩くと、大きな三門が現れます。
この日は、曇り空でしたが、三門はいつ見ても雄大であります。
三門の南側にある女坂を上ります。
女坂の左右の木々が、しっとりとした緑色に見えます。
京都は、梅雨が明け本格的な夏が到来していますが、曇りの日は、まだ梅雨が続いているように感じますね。
女坂を上りきると、斜め前方に御影堂(みえいどう)が建っています。
知恩院は、三門だけでなく、その他の建物も大きくて見ごたえがあります。
それでは、御影堂にお参りをしましょう。
御影堂の中に入ることもできますから、初めて参拝する際は、堂内もしっかり見ておきたいですね。
御影堂にお参りをした後は、東に少し歩き、納骨堂の前にある池に向かいます。
池には、大きな葉がたくさん浮かんでいますが、ハスの花があまり見えません。
でも、池に近づくとハスの花がたくさんありました。
しかし、どのハスも、花が閉じています。
時刻は正午近くになっていたので、そろそろハスは、花を閉じる時間帯のようです。
早朝だったら、開いたハスの花を見られたかもしれませんが、さすがに朝早くに参拝するのはきついです。
ハスは、花が閉じていましたが、スイレンの花は開き、美しい姿を見せてくれました。
以前は、ハスしかなかったように思うのですが、スイレンも咲くようになったんですね。
スイレンは、花がハスよりも小ぶりです。
でも、見た目は、ハスよりも固そうで、形がしっかり整って見えます。
並んで咲く淡いピンク色のスイレン。
スイレンは、花弁が透き通っているように見えるためか、暑い夏に清涼感を与えてくれます。
気温は35度を超えていましたが、スイレンの花を見たことで、少しばかり涼しくなったように感じます。
いつもなら、智慧乃道を上って勢至堂にも行くのですが、歩きすぎると暑くなるので、今回はそこまで行かず知恩院から出ることに。
帰りは、北門から石段を下ります。
北門近くの石垣は、いつ見ても城郭のようですね。
知恩院は、三門も見事ですが、北門から黒門まで続く参道沿いの石垣も豪快ですよ。
この後は、粟田神社に参拝します。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。