新緑がきれいになってきた上御霊神社・2023年

4月中旬に京都市上京区の相国寺に参拝した後、北に約5分歩き、上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)を訪れました。

上御霊神社は、正式には御霊神社といいますが、中京区の下御霊神社と区別するため、上御霊神社と呼ばれています。

本殿裏の新緑

上御霊神社には、地下鉄の鞍馬口駅から南東に約5分歩くと到着します。

駅からは、西側の楼門から境内に入るのが便利ですが、今回は、南側の四脚門から境内に入ることに。

四脚門

四脚門

四脚門の屋根は、落ち着きのある檜皮葺です。

境内に入ると、所々に木々が植わっており、その中央に拝殿が建っています。

拝殿

拝殿

かつて、上御霊神社がある付近は御霊の森と呼ばれ、今も境内はその名残をとどめています。

拝殿の東側に西向きに本殿が建っているのでお参りをしましょう。

本殿

本殿

祭神として祀られているのは、無実の罪で非業の死を遂げた人々の御霊です。

御霊は、災厄から身を守ってくれると伝えられていますから、災いが降りかかって来ないようにお願いしておきます。

本殿の北側では、カエデが若葉をたくさんつけ、新緑がきれいでした。

本殿横の新緑

本殿横の新緑

透明感のある黄緑色の葉を見られるのは、4月から5月くらいまでです。

本殿の裏側の新緑もきれいでした。

本殿裏の新緑

本殿裏の新緑

本殿裏には、倉庫も建ち、その近くのカエデの新緑も美しかったです。

倉庫と新緑

倉庫と新緑

本殿の南側に祀られている福壽稲荷神社の朱色の鳥居。

福壽稲荷神社の鳥居

福壽稲荷神社の鳥居

たくさん鳥居が並んでいるのは、伏見稲荷大社に似ていますね。

お稲荷さんですから、お参りしておけば、商売繁盛のご利益を授かれることでしょう。

四脚門の近くでは、早いもので、イチハツが咲き始めていました。

イチハツ

イチハツ

イチハツは、アヤメ科の植物の中で、最も早くに花を咲かせることから、その名がつきました。

漢字だと、「一初」や「一八」などと書きますね。

社務所の近くでは、赤色のカエデの葉も見られましたよ。

赤色のカエデ

赤色のカエデ

春なのにまるで秋のような姿であります。

帰りは、西側の楼門から外に出ました。

楼門

楼門

上御霊神社では、4月中旬にきれいな新緑を見られました。

イチハツも咲き始めており、こちらは、ゴールデンウィーク前までは見ごろを保っているでしょう。

上御霊神社は、応仁の乱の勃発地としても知られており、境内にはそれを示す石碑も置かれていますよ。

歴史が好きな方も、ぜひ上御霊神社に参拝してください。

この後は、白峯神宮に八重桜を見に行きます。

なお、上御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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