3月24日。
京都市中京区の六角堂に参拝しました。
六角堂には、御幸桜(みゆきざくら)と呼ばれる早咲きの枝垂れ桜が植えられています。
この御幸桜は、ちょっと変わった枝垂れ桜で、咲き始めは白色なのに日が経つと赤色に変化していきます。
今年の京都の桜は、3月17日と非常に早い時期に開花したことから、そろそろ六角堂の御幸桜も、赤色になっている頃だと思い、その姿を見に行ってきました。
散り始めた御幸桜
六角堂には、地下鉄の烏丸御池駅から南に約5分歩くと到着します。
山門の前にやって来ると、普段よりも大勢の人がいました。
3月24日から27日まで、六角堂の北側にある華道家元池坊で、「春のいけばな展」が行われており、どうやら、それを見るために大勢の人で賑わっていたようです。
池坊中央研修学院の卒業・修了作品発表展とのことで、入場料は800円です。
山門をくぐると、枝垂れ柳が黄緑色の透明感のある葉を付けていました。
この時期の枝垂れ柳は、1年で最も美しいですね。
それでは、後ろにある本堂にお参りをしましょう。
本堂にお参りをした後は、その西側に植えられている御幸桜のもとへ。
御幸桜は、予想したとおり、花が赤色に変わっていました。
ただ、すでに散り始めており、見ごろの終盤に入っています。
このところ、京都では雨が降りましたから、その影響で花が散っているのかもしれません。
北側の池で泳ぐハクチョウ。
六角堂の境内には、所狭しと、御幸桜やその他の枝垂れ桜が植えられています。
境内全体で、桜はまだ見ごろを保っており、とても華やかでしたよ。
本堂の北東に植えられている八重紅枝垂れ桜は咲き始め。
八重紅枝垂れ桜は、やや遅咲きなので、ソメイヨシノより見ごろになる時期が数日遅いです。
東側の池のほとりに植えられている枝垂れ桜は満開でした。
その枝垂れ桜の後ろの御幸桜も、花が赤くなっていますね。
でも、こちらも、花が散り始め、少し寂しい姿になっています。
とはいえ、枝先はまだまだ華やかな状態を保ち、赤色の美しい花がたくさん付いていましたよ。
寺務所前のソメイヨシノは、見ごろを迎えていました。
京都市内は、3月24日に桜が満開となり、それに合わせるように六角堂のソメイヨシノも見ごろに入ったようです。
そろそろ六角堂から出ましょう。
御幸桜は終わりが近づいていますが、全体的な桜の見ごろは、3月30日までは続きそうです。
この後は、京都御所の春の特別公開を見に行きます。
なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。