3月下旬。
京都市東山区の粟田神社に桜を見に行った後、蹴上のインクラインにも桜を見に行きました。
インクラインは、京都市の左京区、東山区、山科区の間にある傾斜鉄道跡です。
かつては、琵琶湖疏水を利用して物資の運搬に利用されていましたが、現在は桜の名所となっています。
インクラインの線路の両脇には無数のソメイヨシノが植えられており、満開になると大勢のお花見客で埋め尽くされます。
咲き始めたばかりの桜
インクラインの最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。
駅からは、南に少し歩き、日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)の石造りの鳥居をくぐった先にインクラインの南側の入り口があります。
義経大日如来がある付近の枝垂れ桜は、まだ咲き始めたばかり。
ソメイヨシノもほとんど咲いていません。
義経大日如来から少し南に歩いたところの広場も、桜はほとんど咲いていませんね。
北に向かって線路の上を下っていきます。
坂の上の方の桜は、ほとんど咲いていませんが、下っていくうちに開花している桜の数が増えていきます。
ヤマザクラは見ごろ。
さらに線路を下っていきます。
日当たりが良い場所に植えられている桜は、5分咲き程度まで咲き進んでいました。
京都の桜は、例年3月28日に開花しますが、2022年は3月24日に開花しました。
3月下旬としては、インクラインの桜は咲き進んでいる方ですね。
坂を下れば下るほど、咲いている桜の花が増えてきます。
すでに見ごろに入っている桜もありましたよ。
そして、花がたくさん咲いているあたりほど、観光客の方も増えてきます。
南禅寺橋が近づいてきたところで、歩道に移動します。
歩道近くのソメイヨシノは、ほぼ満開でした。
このソメイヨシノは、他よりも早めに開花したようですね。
歩道から見る線路と桜の枝先。
見ごろまであと少しです。
南禅寺橋までやって来ました。
南禅寺橋から見下ろす桜は、5分咲き程度でした。
それでも、この日のインクラインにしては、よく咲いていた方です。
インクラインの桜は、4月1日頃に見ごろを迎えそうです。
見ごろは4月5日までは続くと思います。
4月2日と3日は、お花見に来た旅行者や観光客の方で大混雑するでしょうね。
この後は、南禅寺に桜を見に行きます。