8月下旬。
京都市中京区の本能寺に参拝しました。
本能寺は、織田信長が明智光秀に討たれた本能寺の変が有名ですが、事件の現場は、現在の本能寺よりも西になります。
さて、夏も終わりが近づいていますが、本能寺では、本堂前でまだサルスベリがきれいに咲いています。
見ごろのサルスベリ
本能寺には、地下鉄の京都市役所前駅から寺町通を南に少し歩くと到着します。
今回は、河原町通に面した入口から本能寺の境内に入ることに。
河原町通側の入り口は非常に狭く、この辺りの地理に詳しくなければ素通りしてしまいそうです。
入り口には、ここが織田信長の廟所であることを示す石碑が立っていますよ。
細い参道の先には、大イチョウが見えます。
この大イチョウは、元治元年(1864年)の蛤御門(はまぐりごもん)の変の際に水を吹き出し、火災から本能寺を守ったと伝えられています。
大イチョウの近くには、織田信長のお墓があります。
お参りをしておきましょう。
本堂の前にやってきました。
本堂前に植えられているサルスベリは、見ごろを保っており、赤色の花がたくさん咲いていました。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂の前の池では小さな魚がたくさん泳いでいました。
どうやらメダカのようです。
フヨウは、まだ花を咲かせていません。
8月は、フヨウもきれいな花を咲かせる時期ですが、本能寺のフヨウは開花が遅いようです。
本堂の正面に建つ立派な建物は、大寶殿です。
大寶殿では、本能寺に伝わる寺宝を見ることができますが、8月25日から9月12日まで新型コロナウイルスの影響で休館です。
大寶殿の東側の扉の上に開山堂と書かれていました。
以前はこのような立派な戸ではなかったのですが、いつの間に工事したのでしょうか。
大寶殿の南側にもサルスベリが植えられています。
こちらのサルスベリは、やや花数が少ないですね。
大寶殿の北側に植えられているサルスベリも、花がそれほど多くはありません。
本堂を背景にサルスベリを見た後、寺町通側の表門から外に出ました。
晩夏の本能寺では、本堂前のサルスベリがきれいに咲いていました。
サルスベリは、9月上旬まで咲いているのではないでしょうか。
この後は、下御霊神社にサルスベリを見に行きます。
なお、本能寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。