6月中旬に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)でアジサイを見た際、境内も歩きました。
この時期の智積院では、まだカエデの新緑が美しく、コケの緑色もみずみずしくてきれいです。
また、キキョウも咲き始めるころで、参道沿いでは、5角形の青色の花を見ることができます。
今回の記事では、智積院のキキョウ、コケ、新緑をお伝えします。
咲き始めたキキョウ
智積院は、京阪電車の七条駅から東に7分ほど歩いたあたりに建っています。
智積院の入り口から参道に入ると、両脇でキキョウの花が咲き始めていました。
5角形に広がった青色の花が参拝者を出迎えてくれています。
キキョウは咲き始めて間もないようで、まだこれから開こうとしているものが目立ちます。
智積院のキキョウは、毎年9月上旬ころまで咲いています。
7月に訪れると、今よりもたくさんの花を咲かせたキキョウを見られそうですよ。
苔と新緑
参道をまっすぐ東に進むと奥に金堂が建っています。
参道わきのカエデは、少しずつ葉の緑色が濃くなってきていますね。
前日に雨が降ったためか、空が澄んで見えます。
日当たりの良い場所に植えられているカエデは、上の方の葉が焼け始め、オレンジ色になっていました。
新緑の時期が、そろそろ終わろうとしているのを感じます。
智積院の境内で、最も多くのカエデが植えられているのが鐘楼堂付近です。
2021年8月頃まで、智積院展示・収蔵庫の工事に伴い、鐘楼堂周辺の一部の通路が通行止めとなっています。
工事をしている場所の南側には、新しくなった智積院会館が建っており、その1階では、智積院茶寮・桔梗が喫茶と食事の営業をしていました。
鐘楼堂付近は緑がいっぱい。
足元のコケはしっとりとし、宙に浮いた青モミジは透き通るような黄緑色。
晴れている日は、特に新緑の黄緑色が鮮やかに見えます。
鐘楼堂付近は、秋の紅葉も美しいので、11月にも見に来たいですね。
それにしても、新緑の黄緑色が美しいです。
青モミジの間から見える青空も清々しい。
梅雨が終われば、カエデの葉は、今のような黄緑色ではなくなります。
夏が訪れる前に智積院に参拝して、青モミジをご覧になってください。
この後は、新熊野神社に参拝します。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。