4月初旬に京都市東山区の養源院に桜を見に行った後、南隣の法住寺にも参拝しました。
法住寺には、境内に八重紅枝垂れ桜が1本植えられています。
毎年、八重紅枝垂れ桜は、ソメイヨシノが終わりに近づく頃から見ごろに入ってきます。
2021年のソメイヨシノは、3月末で散り始めてきたので、そろそろ法住寺の八重紅枝垂れ桜がきれいに咲いている頃です。
花数が少なめの八重紅枝垂れ桜
法住寺の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅からは、南東に7分ほど歩くと法住寺に到着します。
市バスだと、「博物館三十三間堂前」で下車して南に徒歩約3分です。
法住寺の山門の前にやって来ました。
山門をくぐって境内に入ると、正面に玄関があります。
そして、玄関から右に歩いていくと、八重紅枝垂れ桜があります。
思ったとおり、八重紅枝垂れ桜は見ごろを迎えていました。
枝先まで、たくさんの花が咲いています。
それでは、八重紅枝垂れ桜の南側に建つ不動堂に入ってお参りをしましょう。
中には、後白河法皇の念持仏と伝わるお不動さまが祀られていますよ。
不動堂の前から、八重紅枝垂れ桜を眺めます。
ここから見ると、上の方の枝に花があまり咲いていないのがわかります。
養源院の八重紅枝垂れ桜は、ほとんど咲いていませんでしたが、法住寺の八重紅枝垂れ桜も今年は不調のようで、花数が少なめです。
それでも、法住寺の八重紅枝垂れ桜は、今年の京都では、比較的多くの花を咲かせている方ですね。
これくらい花が咲いていれば華やかです。
境内の東側から八重紅枝垂れ桜と手水屋を眺めます。
この日は、晴れていたものの、やや雲が多めでした。
龍宮門から外に出ます。
法住寺の南側に植えられているソメイヨシノは、見ごろを終えようとしていました。
下の方の枝は、葉桜となっています。
上の方の枝には、まだ花が残っていますが、そろそろ散ってしまいそうですね。
ソメイヨシノに代わって、遅咲きの八重桜が、つぼみを膨らませ始めていました。
京都では、遅咲きの八重桜もありますから、ソメイヨシノが終わった後でも、お花見ができます。
まだ、京都にお花見に行っていない方は、遅咲きの八重桜を見に行くと良いでしょう。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。