京都市伏見区の京阪淀駅近くに与杼神社(よどじんじゃ)という神社が建っています。
3月30日。
与杼神社の鳥居前を通ると、数本の桜が見頃を迎えていたので、ふらっと立ち寄って見ることにしました。
自転車置き場付近の桜
与杼神社は、淀駅の京都方面乗り場を出てすぐの場所に建っています。
いずれ淀駅の工事が完了すると、京都方面乗り場は、今の位置より200メートルほど北に移動してしまいますが、2011年3月時点では、与杼神社の鳥居付近が京都方面乗り場となっています。
桜は、鳥居近くの自転車置き場に3本植えられています。
どれも満開まで、あともう少しといった感じです。
これくらいの咲き具合が、一番きれいに思いますね。
ただ、与杼神社の桜は、たくさんの自転車や駐車場の看板が目立つ場所に植えられているため、ちょっと残念です。
そういったものを視界から消すように鳥居をくぐった辺りから、見上げるように桜を撮影。
こうすると、だいぶきれいに見えるようになりますが、空が曇っているせいか、桜の色がくすんでいるようにも感じます。
それなら、桜に思いっきり近付き、全ての障害物を視界から消して観賞。
これなら満開の桜しか見えません。
見る角度を変えるだけでも、ずいぶんと印象が変わりますね。
淀城跡の桜も良い感じ
与杼神社の近くには、淀城跡もあります。
こちらにも数本、桜が植えられています。
まずは、石垣の上に植えられているピンク色の桜。
すでに散り始めているのか、これから咲き始めるのか、枝についている花は少なめでした。
おそらく早咲きの河津桜だと思うので、散り始めているのでしょう。
透けるようなピンク色の花が、どことなく弱々しく見えます。
ちなみに淀駅から近い京都競馬場付近には、たくさんの河津桜と菜の花が植えられています。
写真は、「京都写真(Kyoto Photo)」さんの下記記事に掲載されていますので、ご覧になってください。
石垣を下りて、堀の近くへ。
淀城の敷地の端に植えられている桜越しに石垣を眺めてみました。
他にも堀の中に2本の背の低い桜が植えられています。
花の数は少なかったのですが、おそらくその状態が見頃なのでしょう。
なお、与杼神社と淀城跡については、以下の過去記事で、敷地内の様子や歴史を紹介していますので、ご覧になってください。