6月下旬に京都市中京区の六角堂に参拝しました。
六角堂は、京都のビジネス街である烏丸御池から近く、ビジネスマンやOLの方のちょっとした憩いの場となっています。
地元の方のお参りも多く、境内は、ほっと一息つける雰囲気がありますね。
緑が深まる六角堂の木々
六角堂の最寄り駅は、地下鉄の烏丸御池駅です。
駅からは、南に5分ほど歩けば、六角堂の山門の前に到着します。
山門をくぐって境内へ。
本堂の前の枝垂れ柳の枝が地面に着くほど伸びています。
枝には、緑色の葉がいっぱいです。
隣の松の葉もきれいに刈り込まれていますね。
松の木の下では、変わった形の花も咲いていましたよ。
ガクアジサイが変形したような花であります。
それでは本堂にお参りをしましょう。
お参りを済ませ本堂の西側の柱に目をやると金色の像が祀られていました。
この像は、ふれあい仏(お釈迦様)とのこと。
お釈迦さまの体に触れてお願いすると良いそうです。
ただ、ハトのフンが体にたくさんついていたので、それには触れないようにしましょう。
納経所では、特別祈祷された金箔札があり、願いを念じながら、仏像の体に貼ることもできますよ。
本堂の西側の御幸桜も、すっかり緑色に包まれていました。
梅雨に入り、葉の緑色が次第に濃くなっています。
御幸桜の下には、たくさんのお地蔵さんがいらっしゃいます。
中には、寝転がって昼寝をしているお地蔵さんも。
お疲れのようですね。
本堂の裏側にやってきました。
こちらには池があり、いつもハクチョウが優雅に泳いでいますね。
本堂の東側の池のほとりには十六羅漢が勢ぞろい。
中には、居眠りをしている邪鬼も混ざっていますよ。
境内の東側に建つ小さなお堂は、親鸞堂です。
中には、浄土真宗の開祖である親鸞聖人の像が安置されています。
親鸞聖人は、比叡山から六角堂まで百日参籠し、夢中に四旬の偈文を授かり、浄土真宗を開いたと伝えられています。
六角堂には、いつもハトがたくさんおり、この日も変わった色のハトがいましたよ。
でも、数はちょっと少なかったですね。
以前に参拝した時には、手にたくさんのハトが乗ってきたのですが、この日は手を差し出しても逃げていきました。
梅雨の六角堂は、訪れる人が少なく、のんびりとしていました。
烏丸通を走る車の音は聞こえますが、少々、雑音が聞こえる方が、不思議と六角堂は落ち着きますね。
なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。