2月中旬。
京都市伏見区の淀水路を訪れました。
淀水路では、毎年3月になると水路脇に植えられたたくさんの河津桜が満開になります。
近年、一足早く桜を楽しめる名所として人気が出ており、3月中旬には、お花見を目的に訪れる人が多くなっていますね。
2020年は暖冬ということもあり、そろそろ河津桜が咲いているのではないかと思い、例年よりも早めに開花状況を確認してきました。
雨の滴がしたたる河津桜
淀水路の最寄り駅は、京阪電車の淀駅です。
淀駅のバスターミナルにも、河津桜が10本ほど植えられています。
想像していたとおり、河津桜が咲き始めていました。
この日は、あいにくの雨でしたが、水が滴る河津桜もきれいなものです。
3分咲きの河津桜
淀駅から南に5分ほど歩くと、淀水路の入り口に到着します。
淀水路の河津桜も、淀駅と同じくらい咲いていました。
例年だと、2月中旬につぼみが膨らみ、ちらほらと咲いている花が見られる程度なのですが、やはり、今年は暖冬の影響で2月中旬なのに割と多くの花が咲いていました。
3分咲き程度でしょうか。
淀水路脇の道路を東に歩きます。
水路脇は、どこまで行っても河津桜の並木が続きます。
いつも早くに花を咲かせる木があるのですが、今年は2月中旬で満開となっていました。
枝先には、びっしりと濃いピンク色の花が垂れ下がっています。
まさか、2月中旬に満開の河津桜を見られるとは思いませんでしたよ。
私が淀水路を訪れた日は、雨が降っていたこともあり、ほとんど人がいませんでした。
ほぼ無人の淀水路をさらに東に歩いて行きます。
でも、東に行くほど河津桜の開花が遅く、ほとんどが咲き始めの状態です。
それでも、例年よりは咲き進むのが早いことは言うまでもありません。
淀水路では春の花も見ることができますよ。
パンジーが様々な色の花を咲かせていました。
淀水路の河津桜の並木は、まだまだ東に向かって続いていますが、東に行くほど開花が遅い傾向にあります。
道路を渡った先の河津桜は、つぼみが多い状態で、これ以上東に行っても咲いてなさそうだったので引き返すことに。
菜の花も黄色い花をきれいに咲かせていました。
菜の花も、例年より咲き始めるのが早いですね。
2月中旬の状況から予想すると、淀水路の河津桜は3月初旬に見ごろになりそうです。
例年より開花が10日ほど早いので、3月10日頃には散り始めているかもしれません。
2020年3月3日追記
3月初旬に淀水路の河津桜が満開になりました。