5月中旬に京都市北区の今宮神社に参拝した後、近くの建勲神社(たけいさおじんじゃ)にも参拝しました。
建勲神社は、春の桜がきれいなのですが、秋の紅葉も見事です。
なので、初夏はカエデの新緑もきれいなのです。
参道の新緑
建勲神社は、市バス停「建勲神社前」で下車して南に3分ほど歩いた辺りにある船岡山の山頂に鎮座しています。
ちなみにバス停は「けんくんじんじゃまえ」と読みます。
建勲神社の入り口にやってきました。
木造りの鳥居が、古風ですね。
古風と言っても、建勲神社は明治天皇が創建したので比較的新しい神社です。
鳥居をくぐって参道へ。
参道は木々の若葉に包まれ、緑色になっていました。
春は、桜が満開となり薄紅色に染まるのですけどね。
石段の両脇の桜も、すっかり緑色の葉に衣替えしていました。
石段を上り、途中で右に歩いて義照稲荷社(よしてるいなりしゃ)にやってきました。
義照稲荷社は、建勲神社の末社で、宇迦御霊大神(うかのみたまのおおかみ)、国床立大神(くにとこたちのおおかみ)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)の三柱を祀っています。
古くから秦氏の守護神として崇められており、今日の西陣織の祖神をなしているそうです。
商売繁盛を祈願しておきましょう。
義照稲荷社の隣には、伏見稲荷大社命婦社(みょうぶしゃ)があります。
こちらは、船岡山の霊狐を祀っており、伏見稲荷の元宮として古来より信仰されています。
境内の新緑
石段を上り、境内の入り口にやってきました。
鳥居からここまで来るのに10分くらいかかったでしょうか。
義照稲荷社にお参りをしなければ5分くらいで来れたと思いますが、石段を上るのはきついですね。
境内に入ります。
左側の手水舎は水が止まっていました。
なので、そのまま石段を上り拝殿に進みます。
拝殿の前には、祓串(はらいぐし)が置かれています。
心を落ち着けて、祓串で左、右、左と払った後、拝殿の前で二拝二拍手一拝。
拝殿の後ろに建つ本殿。
祀られているのは織田信長です。
この辺りの木々の新緑もきれいですね。
拝殿の前からは、比叡山を望むことができます。
私が参拝した日は曇っていたので比叡山が霞んでいますが、雨が降った翌日は空気が澄んでいて比叡山がくっきりと見えますよ。
本殿にお参りを済ませた後は、船岡山の山頂に向かいました。
山頂では、ツツジが咲いていました。
ここからは、左大文字も見えます。
曇ってはいましたが、山の上から京都市街を眺めると清々しい気分になれました。
山を登るのはしんどかったですが、良いお参りができました。
なお、建勲神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。