11月末に京都府宇治市の平等院に紅葉を見に行った後、興聖寺に参拝しました。
興聖寺も、琴坂と呼ばれる参道の紅葉が有名で、宇治市に紅葉狩りに訪れた時には立ち寄りたいお寺です。
紅葉時期は、11月末から12月上旬なので、おそらく紅葉が見ごろを迎えているはず。
青葉が目立つ琴坂
平等院から北に歩き、宇治川にやってきました。
宇治川のほとりの紅葉は見ごろを迎えています。
日当たりの良い場所にあるためか、モミジが鮮やかな赤色をしています。
興聖寺の参道の入り口までやってきました。
近くにカエデが1本あるのですが、見ごろを過ぎているようです。
2016年の京都の紅葉は全体的に1週間ほど見ごろが早く訪れました。
興聖寺も、同じように紅葉の見ごろが例年よりも早いのかもしれません。
ちなみに興聖寺の最寄り駅は、京阪電車の宇治駅です。
駅から宇治川沿いを東に8分ほど歩くと、参道の入り口に到着します。
JR宇治駅からだと徒歩約10分です。
琴坂を北に向かって歩いて行きます。
緩やかな上り坂になっているので、見上げるように紅葉を観賞します。
まだ琴坂の紅葉は見ごろ前のようですね。
青葉が目立ちます。
でも、興聖寺の龍宮門が近づいてくると、赤色のモミジが目立つようになってきました。
しかし、葉をたくさん散らしたカエデも目立ちます。
見ごろ前なのか見ごろ過ぎなのか、よくわからない紅葉風景です。
見下ろす紅葉
龍宮門をくぐり境内へ。
そして、法堂(はっとう)にお参りです。
興聖寺は、曹洞宗の開祖道元が天福元年(1233年)に京都市伏見区に創建したのが始まりです。
しかし、その後、叡山の宗徒の圧迫により道元が越前の永平寺に移ると、焼き討ちにあい荒廃していきました。
再興は慶安元年(1648年)です。
本堂に参拝を終えて再び龍宮門の前に戻ってきました。
龍宮門に近い場所に植えられているカエデは、まずまずきれいな色付きです。
来るときに見た琴坂の紅葉ですが、龍宮門近くから見下ろすと割ときれいに色づいていましたよ。
参道の西側にある駐車場付近からみる紅葉。
この辺りの紅葉は、今が見ごろ。
参道を下っていきます。
すると、途中にカエデがたくさん植えられた一帯が現れます。
この辺りのカエデも青葉が目立ちますが、日当たりの良い場所のカエデは日差しを浴びて赤色や黄色に輝いていましたよ。
そして、琴坂の入り口まで戻ってきました。
そこから少しだけ東に歩くと東禅院というお寺の参道があります。
こちらの紅葉も鮮やかでしたよ。
興聖寺に参拝した後は、恵心院と宇治神社に紅葉を見に行きました。
なお、興聖寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。