2月3日に京都市上京区の北野天満宮に節分祭を見に行った時、境内の梅も観賞しました。
北野天満宮は、京都市内でも有名な梅の名所で、毎年2月から3月にかけてたくさんの梅が咲きます。
例年だと、2月初旬はまだ梅が開花して間もない時期なので、あまり見ごたえがありません。
でも、2016年はいつもより2週間ほど開花が早かったため、この時期にしては境内が華やかでしたよ。
白梅の開花が早い
北野天満宮は、京福電車の北野白梅町駅から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
市バスだと「北野天満宮前」で下車してすぐです。
今回は、南の鳥居ではなく北門から北野天満宮の境内に入りました。
さすがにここから参拝する人はほとんどいませんでした。
本殿の裏側に到着。
近くには末社がたくさん建っていて、梅も多く植えられています。
早咲きの白梅は、ほぼ見ごろと言ってよい状態。
本殿近くのロウバイは、それほど多くの花をつけていませんでした。
でも、ロウバイだと、このくらいの咲き具合が普通ですね。
それでは本殿にお参りです。
北野天満宮は学問の神さまの菅原道真を祀っていますから、頭が良くなるようにしっかりとお参りしておきましょう。
本殿の左前に植えられている紅和魂梅(べにわこんばい)は、まだ枝だけの状態でした。
つぼみも膨らんでいなかったので、開花はもっと後になりそうです。
この紅和魂梅は、「飛梅伝説」伝承の木とのこと。
菅原道真が、藤原時平の讒言により大宰府に左遷された時、自宅の梅が大宰府まで飛んで行ったと伝えられています。
ちなみに飛び梅伝説と言えば、下京区の菅大臣神社が有名です。
宝物殿付近の白梅が見ごろを迎えていました。
真っ白な花に埋め尽くされて、枝がわからなくなっています。
牛の近くの白梅も見ごろ間近。
でも、参道の紅梅は、まだ見ごろには早い状態ですね。
参道から南の方角を眺めると、紅梅、白梅、楼門が一緒に見れました。
この景色は見ごたえがありますね。
晴れていたら、もっときれいに見れることでしょう。
北野天満宮の梅は、2月下旬から3月上旬が最も華やかに咲きます。
2月25日には梅花祭も行われるので、この日に参拝するのがおすすめです。
3月下旬でも例年なら梅を楽しめますが、今年は開花が早かったので、その頃は散っている花が多いかもしれませんね。
なお、北野天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。