京都府宇治市の京阪三室戸駅から東に15分ほど歩いた辺りに三室戸寺(みむろとじ)が建っています。
この三室戸寺は、毎年梅雨の時期になると10,000株ものアジサイが咲き乱れることからアジサイ寺とも呼ばれています。
ということで、梅雨の時期には貴重な晴れの日に三室戸寺にアジサイを観に行ってきました。
ハスの花も咲き始める
門の受付で拝観料を納めて境内に入場し、最初に向かったのは、石段の上の本堂がある場所。
アジサイは、門の近くなのですが、楽しみは後にとっておいて、先に本堂でお参りです。
本堂の近くには、宝勝牛という牛の置物があり、その牛の口にある玉を触ると勝運、金運、病気平癒、健康長寿などのご利益を授かることができます。
もちろん、口の中の玉を触っておきました。
三室戸寺は、アジサイだけでなく、5月のツツジなども有名なのですが、6月下旬からは本堂の前のハスが花を咲かせることでも知られています。
まだ、咲き始めたばかりのようで、花弁が開ききっておらず、桃のような形のものがたくさんありました。
見頃は、まだ先のようですね。
そんな中、いい感じで咲いているハスの花を見つけたので、写真に撮っておきました。
それが下の写真です。
池で発見した謎の生命体
本堂でお参りをしてハスを観た後は、石段を下りてアジサイへ。
と思ったのですが、三室戸寺には、枯山水庭園と池泉回遊式庭園もあるので、休憩所で庭園を眺めながら少し休むことに。
枯山水庭園は、秋の紅葉の時期に鑑賞するのがいいそうです。
拝観案内に紅葉の写真が掲載されていますが、これを見ると秋にも訪れたくなりますね。
枯山水庭園を鑑賞した後は、体を180度回転させて池泉回遊式庭園を眺めることに。
休憩所が2つの庭園の真ん中にあるので便利です。
池には、鮮やかな色の大きな鯉が泳いでいます。
赤色の鯉、黄色の鯉、黒色の鯉とたくさんの種類の鯉がいますね。
こうやって、池の鯉を眺めていると心が落ち着いてきます。
しばらく、ぼけーっと池を眺めていると不思議な魚が泳いでいるのを発見。
これはもしかして。
間違いない。
この生命体はあの有名な。
人面魚ではありませんか。
よくよく池の中にいる鯉を見てみると、人面魚だらけです。
まさか、三室戸寺で遭遇するとは思いませんでした。
いよいよアジサイ観賞
人面魚を発見した後は、いよいよアジサイ観賞です。
やはり、10,000株ともなると、境内は青、紫、白のアジサイの花で埋め尽くされています。
やはり、アジサイの定番は、青と紫ですね。
三室戸寺には、これらの定番だけでなく、赤色のアジサイも植えられています。
鮮やかな赤色のアジサイには、たくさんの観光客の方が集まっていました。
やはり、赤いアジサイは珍しいんですね。
私も、初めて見ました。
赤いアジサイの中には、下の写真のように半分紫色、半分赤色といったものもありました。
このアジサイは、色が変色して2色になったのか、もともとこういう種類なのかは知りません。
三室戸寺のアジサイは、どれだけ観てても飽きませんね。
しかし、いつまでも観続けているわけにもいかないので、1時間30分ほどで、三室戸寺を後にしました。
最後に見納めの1枚を撮影。
三室戸寺のアジサイについては、「ふぉっとする京都」さんの以下の記事で、様々な種類の写真が掲載されていますので、ご覧になってください。真っ青なガクアジサイや八重の花が付いたアジサイなんかもありますね。
あじさい寺/三室戸寺: ふぉっとする京都2014年7月2日追記:先ブログは閉鎖しています。
なお、三室戸寺の詳細については、以下のページを参考にしてみてください。