毎年6月上旬に無料公開される平安神宮の神苑。
2015年は6月5日が無料公開の日ということで神苑を拝観してきました。
西神苑で満開のハナショウブを見た後、中神苑へと向かいます。
中神苑には、蒼龍池と呼ばれる大きな池があり、梅雨の時期から初秋までスイレンがきれいな花を咲かせるんですよね。
中神苑のスイレン
中神苑にやってくると、蒼龍池の大部分をスイレンの葉が覆っていました。
遠目からでも、スイレンが花を咲かせているのがわかります。
しかし、近くに寄ってスイレンを見ると、花弁の開き具合がよくありません。
それでも、白いスイレンは比較的花弁が開いていました。
でも、黄色のスイレンは花がほとんど閉じている状態です。
梅雨時の平安神宮は、この黄色いスイレンがきれいなんですけどね。
全開の黄色いスイレンを見たかったのですが、花が閉じているものは仕方ありません。
空が曇っており、時折小雨が降る天気でしたから、スイレンの花の開きが悪いのでしょう。
それでも、きれいに花が開いているスイレンはたくさんありましたよ。
真上から見た赤いスイレン。
このスイレンは、臥龍橋を渡っている時に撮影したものです。
こんなに近くでスイレンを見れる観光名所は珍しいですね。
薄い赤色のスイレンは花が全開でした。
ちょっと開きすぎかと思うほどですが、これくらい思い切った開き方をしている方が見ごたえがあります。
白いスイレンも、よく開いている花がいくつかありましたよ。
中神苑の全体。
こうやって見ると、スイレンがたくさん咲いているように見えますね。
蒼龍池のほとりではサツキも咲いていました。
東神苑
中神苑のスイレンを見た後は、東神苑へ。
東神苑には、中神苑よりもさらに大きな栖鳳池があります。
晴れた暑い日に栖鳳池の水面を眺めていると、とても爽やかな気分になります。
でも、この日は小雨。
こういった風景も普段見ないので、新鮮ではあるのですが。
池のほとりに赤いモミジがありました。
ここだけ秋のような景色であります。
梅雨らしく青色のアジサイも咲いていました。
平安神宮の神苑内には、それほど多くのアジサイは植えられていません。
所々で目にする程度です。
でも、それが目立ち過ぎなくて良いのかもしれません。
栖鳳池に架かる泰平閣の中を歩いていると、鮮やかな黄緑色の青モミジが見えました。
そろそろカエデの青葉も深い緑色となり始める頃ですが、まだまだ新緑の透明感を保っていましたよ。
今回の平安神宮の神苑の無料公開の日は、雨ではありましたが、そのおかげか梅雨時の草花がきれいに見えました。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。