4月末。
京都府八幡市の正法寺(しょうぼうじ)を訪れました。
正法寺には、4月の初旬に桜を見に行ったのですが、今回は新緑を見てきました。
カエデの新緑がまぶしい
正法寺へは、京阪電車の八幡市駅から京阪バスに乗車し「走上り」で下車して南に3分ほど歩けば到着します。
八幡市駅からだと徒歩約20分くらいですね。
入口から山門を眺めます。
その奥には男山が見えます。
男山はそれほど高い山ではないのですが、こうやって見ると雄大さを感じさせます。
参道を進み山門をくぐると、正面奥に唐門が見えます。
その後ろの男山の木々にたくさんの若葉がついているのがわかります。
青空も初夏らしいですね。
参道わきのカエデの新緑。
まだまだ透明感のある緑色をしています。
新緑の日陰に入ります。
日差しを浴びて透き通る新緑がまぶしいですね。
唐門の両脇には桜が植えられています。
1ヶ月前はソメイヨシノの花が満開だったのですが、現在ではすっかり青葉に変わっています。
わずか1ヶ月で、まったく異なった姿になるのは、何とも不思議なものです。
季節の移り変わりの早さを実感しますね。
正法寺の鐘楼は、茶色の側面に瓦屋根。
鐘楼というと、黒っぽい建物を想像しますが、正法寺は明るめの色をしています。
その鐘楼の前の白壁の脇には、苔と石が敷かれた場所があり、灯籠が立っています。
灯籠の側では、大きなピンク色の牡丹の花が2輪咲いていました。
今の時期は新緑だけでなく牡丹も見ごろを迎える頃。
京都市内のお寺でも、初夏になると牡丹がきれいに咲くところがいくつかあります。
正法寺は、特定の日に拝観することができます。
私が訪れた日は、拝観を行っていない日でした。
ちなみに拝観料は500円です。
中門は閉まっていましたが、その近くではツツジがきれいに咲いていましたよ。
散っている花弁が多いので、そろそろこのツツジも見ごろを終える頃でしょうね。
普段、正法寺は参拝者が少ないので、境内はとても静かです。
参道の隣には保育園があるので、園児たちの声が聞こえることもありますが、京都市内の観光寺院と比較すれば、騒がしいということはないですね。
カエデの新緑と伽藍、そして男山を一緒に眺めるのが、初夏の正法寺のおすすめです。
八幡市に観光で訪れるときは、ぜひ、正法寺にも立ち寄ってください。
なお、正法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。