1月中旬に京都市東山区の大谷本廟に参拝した後、近くの安祥院(あんしょういん)にも参拝しました。
この時期の安祥院は、センリョウ、マンリョウ、ナンテンが多くの実をつけます。
長いこと安祥院にお参りしていないので、これらを見るのも兼ねて訪れることに。
阿弥陀如来と日限地蔵にお参り
安祥院には、京阪電車の清水五条駅から東に約8分歩くと到着します。
大谷本廟を出た後、東大路通から五条坂を東に3分ほど上ると左手に安祥院の山門が現れます。
いつもながら五条坂は清水寺へ向かう人が絶えませんが、冬は割と少なめ。

山門
普段は、山門わきの通用口の戸が開いているのですが、この日は閉じていました。
でも、戸を引くと開いたので、そのまま中へ。
境内は、ヤマザクラなどの背の高い木もあれば、人の背より低い木もあって、ちょっと雑然とした感じ。

境内
視線を下ろすと、センリョウが手裏剣のように交わる4枚の葉の中心に赤い実を密集させていました。

センリョウ
他にマンリョウも赤い実をぶら下げて、まるで、複数の豆電球がぽっと明かりをつけたよう。
石の上にはお辞儀する置物。

お辞儀する置物
この人は何者でしょうか。
境内の中央に本堂が建っているのでお参り。

本堂
本尊は、享保10年(1725年)に当寺を中興した木食正禅養阿(もくじきしょうぜんようあ)上人自作の阿弥陀さまです。
洛陽六阿弥陀めぐりの一つに数えられていますよ。
本堂の西側に建つのは地蔵堂。

地蔵堂
安祥院は、この地蔵堂に祀られている日限地蔵(ひぎりじぞう)が有名。
高さ2.6メートルもあるお地蔵さまで、一定の日限を切って願い事をすると開運、厄除、安産などに霊験があると信仰されています。
では、地蔵堂にもお参り。
ナンテンとキミノセンリョウ
地蔵堂の南側に立つ鳥居付近では、ナンテンも赤い実をたくさん付けていました。
垂れ下がり方が、まるでブドウ。

ナンテンと鳥居
黄色い実をつけたセンリョウも。

キミノセンリョウ
黄色いセンリョウは、キミノセンリョウと呼ばれています。
何かの卵のように見えなくもない。
境内の南東角には弁天さまも祀られているので、こちらにもお参り。

大弁財天
福徳財運、芸事上達のご利益を授けてくれる弁天さまに新年の早いうちに祈願しておけば、1年間でお金が貯まり、習い事も向上しそうです。
弁天堂の傍らには、坐禅を組む小さな石さまもいらっしゃいました。

石仏
かわいらしい姿の仏さまにも、挨拶しておきましょう。
お参りを済ませたので、そろそろ境内から出ることに。
帰り際、お寺の方に外国人が来て騒がしいから門を閉めていると聞かされました。
縁日の前日で忙しいとも。
間が悪い時に参拝して、なんだか申し訳なかったですね。
訪れる人が少ないお寺だと思っていましたが、ここも近年問題となっているオーバーツーリズムの影響を受けているようです。
また、気軽にお参りできるお寺が減ってしまったなと思いながら、残念な気持ちで安祥院を後にしました。
なお、安祥院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。