1月上旬。
京都市伏見区の藤森神社(ふじのもりじんじゃ)に参拝しました。
藤森神社は、勝運のご利益を授けてくれ、馬の神社としても崇敬されていることから、午年には初詣に行っておきたいところ。
でも、12年前の元日に訪れたら本殿にお参りするまでに約1時間かかったので、今回は三箇日が過ぎて人が少なくなってから初詣に行くことにしました。
割拝殿前の大絵馬
藤森神社には、京阪電車の墨染駅から北東に約5分歩くと到着します。
JR藤森駅からだと西に徒歩約5分です。
南側の鳥居には、「午年まいり」と記された横断幕がかかり、まだ初詣期間中。

鳥居
横断幕の左側には白い馬と「開運」の文字。
そして、右側には、黒い馬と「飛躍」の文字が描かれ、馬の神社にふさわしい。
ちなみに鳥居に扁額が掛かっていないのは、新撰組の近藤勇が取ったからと伝えられています。
鳥居の近くの看板には、午年は参拝者が増えるので、近隣住民への配慮のため自家用車での参拝は遠慮してほしい旨の案内が記されていましたが、参道わきは、普段より多くの自家用車が駐車してありました。

参道
駅から近いので、電車の方が便利と思うのですが。
また、駐車場が満車だったら、遠くの駐車場に車を止めないといけないことを考えると自家用車での参拝は控えるのが無難でしょう。
参道の左手には、競走馬の絵が奉納された絵馬舎。

絵馬舎
子供たちの書き初めが展示されているのが、正月らしい光景ですな。
半紙に書かれた大きな字からは、子供たちの元気な声が聞こえてきそう。
参道の先に建つ割拝殿の前に人が集まっていました。

割拝殿
手前に午年の大絵馬が2つ置かれていたので、これを背に記念撮影しているんですね。
左側の大絵馬には、9頭の馬が描かれ、馬九(うまく)いくという駄洒落になっていました。

馬九いくの大絵馬
各馬には、勝、富、健、知、礼、望、愛、成、自の9文字が添えられています。
それぞれの文字の意味については、ねこづらどきさんの以下の記事に載っているのでご覧になってください。
右側の大絵馬には、白い馬、鶴、亀が描かれ、左側に赤く「飛躍」と記されています。

白馬、鶴、亀の大絵馬
白い馬が駆けている姿が空を飛んでいるようで、飛躍の文字とよく調和していますね。
鶴と亀も縁起が良く、参拝者に福運を呼び込んでくれそうじゃないですか。
境内の馬たち
割拝殿の中央を抜け本殿の前へ。

本殿
50人くらい並んでいるでしょうか。
12年前の元日は鳥居近くから行列ができていたので、これくらいの人数なら許容範囲。
本殿の左右にも、馬の絵馬がかかっており、左側の絵馬は、左馬と「飛」の字。

本殿にかかった絵馬
右側は通常の馬と「躍」の字が書かれ、2つ合わせて「飛躍」となっていました。
午年は、飛躍の年なのかと思いながら、本殿にお参りし今年1年の飛躍を祈願。
参拝者が奉納した絵馬にはいくつか種類があり、勝運の「勝」や競走馬が描かれたもの、本殿にかかっていた午年の絵馬を小さくしたものが見られます。

奉納された絵馬
割拝殿の西側に掘られた穴で焚火をしていたので、しばし体を温めることに。

焚火
初詣用に掘ったのかと思いましたが、穴の周囲に壁が造られていたので、以前からあったと思われます。
普段は、ここに穴はないので、蓋をして隠しているのでしょうね。
晴天で、それほど体は冷えていませんでしたが、焚火のぬくもりが心地よい。
焚火の近くでは、サザンカが赤色の花をたくさん咲かせ満開に。

サザンカ
この時期に藤森神社には何度か参拝していますが、いつも、このサザンカは咲きっぷりが見事。
サザンカの南側に建つ手水舎には馬の頭が置かれ、口から水が流れていました。

手水舎の馬の頭
以前は、龍の口から水が出ていたのですが。
午年に合わせ、馬の神社らしくしたのかもしれません。
猪神社で知られる上京区の護王神社は猪の口から水が出るようになっていますが、動物と関係ある神社は手水舎も動物にするのが流行りなんですかね。
手水舎の隣には、立派な神馬像。

神馬像
これは以前からあったもの。
東山区の粟田神社の御神馬の像も大きかったですが、藤森神社もそれと同じくらいの大きさ。
躍動感のある姿が、実際の馬にそっくり。
実に写実的な神馬像であります。
宝物館にも、無料なので入っておきましょう。
館内は撮影禁止ですが、京都刀剣の御朱印など一部は撮影可能。

京都刀剣の絵馬
宝物館には、刀剣も展示されており、鋭い刃が照明に照らされ冷たく輝いていました。
他に鉄砲や甲冑などもあり、鳥羽伏見の戦いで薩摩藩が実際に使用した大砲も展示されていますよ。
初めて見た方は、こんなおもちゃのような大砲が実践に使われたのかと驚くのではないでしょうか。
本殿にお参りし、宝物館も見終えたので、そろそろ境内から出ることに。
参拝者で賑わう参道の向こうから、また入ってきた車を見て、駐車場が満車にならないかといらぬ心配をしながら藤森神社を後にしました。
この後は、墨染寺に参拝します。
なお、藤森神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。