知恩院で咲き始めたサツキ・2025年

5月下旬に京都市東山区の大谷祖廟にサツキを見に行った後、北に約5分歩き、知恩院(ちおんいん)に参拝しました。

知恩院でも、5月下旬から6月上旬にかけてサツキが開花します。

境内には、豪壮な建物がいくつもあり、それらに目を奪われますが、この時期にはサツキの花も見ておきたいですね。

勢至堂と濡髪大明神が工事中

知恩院には、地下鉄の東山駅から南東に約8分歩くと到着します。

京阪電車だと祇園四条駅から北東に徒歩約8分です。

知恩院の境内に入る場合、西側の大きな三門をくぐりたいところですが、今回は、大谷本廟から近い南側から境内に入ることに。

南側から入ると、最初に目にするのが鐘楼です。

鐘楼

鐘楼

鐘楼には、巨大な梵鐘が吊るされています。

迫力ある梵鐘なので、じっくり見ておきたいですね。

鐘楼から石段を下りていきます。

石段

石段

木々の緑を見ながら下りていくと、心が落ち着いてきます。

石段を下りると、大きな御影堂(みえいどう)が現れます。

御影堂

御影堂

堂内には、浄土宗の開祖の法然上人の御影が祀られています。

中に入ってお参りできますが、今回は、外からお参りすることに。

御影堂にお参りを済ませ、東の華頂山の中腹に向かいます。

智慧乃道と呼ばれる石段脇のカエデの黄緑色が美しいですね。

智慧乃道

智慧乃道

石段を上り切り、左に曲がると勢至堂が建っていますが、現在工事中です。

工事中の勢至堂

工事中の勢至堂

工事は、令和12年(2030年)7月末まで行われる予定です。

あと5年は、勢至堂にお参りできません。

勢至堂の裏の墓地に祀られている濡髪大明神(ぬれがみだいみょうじん)の社殿も工事中。

工事中の濡髪大明神

工事中の濡髪大明神

こちらは、令和8年3月31日まで工事の予定ですから、来年の今頃はお参りできますね。

女坂のサツキ

智慧乃道を下り、御影堂の近くに戻って来ました。

池のほとりでは、シロツメクサがたくさん咲いていましたよ。

シロツメクサ

シロツメクサ

シロツメクサも、初夏から梅雨にかけて、よく目にします。

境内を西に歩き、女坂にやって来ました。

女坂の両脇に多くのサツキが植えられており、この日は、満開になったピンク色のサツキを見られましたよ。

女坂のサツキ

女坂のサツキ

でも、サツキは、全体的に咲き始めたばかりの状況。

咲き始めたサツキ

咲き始めたサツキ

見ごろには早かったです。

三門の裏側にも、きれいに刈り込まれたサツキがあります。

三門裏のサツキ

三門裏のサツキ

三門裏のサツキも咲き始めですね。

ここには、白色のサツキも植わっており、見ごろを迎えると、紅白の花が共演する光景を見られますよ。

知恩院のサツキは、5月末には見ごろを迎えていると思います。

見ごろは、毎年6月5日くらいまで続きます。

この後は、円山公園にサツキを見に行きます。

なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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