12月上旬に梅小路公園に紅葉を見に行った後、南東に約10分歩き、伏見稲荷大社御旅所に参拝しました。
伏見稲荷大社御旅所は、その名のとおり、伏見区に鎮座する伏見稲荷大社の御旅所で、4月下旬から5月上旬に行われる稲荷祭では、神輿の巡行が行われます。
普段は、訪れる人がほとんどおらず、紅葉の時期でも境内は静かです。
秋の終わりが近づく境内
伏見稲荷大社御旅所には、近鉄電車の東寺駅から北に約5分歩くと到着します。
イオンモールの西側ですね。
鳥居の前にやって来ました。

鳥居
境内は、赤色や黄色に色づき、秋の終わりの景色になっていますね。
境内に入ります。

境内
境内全体にもの悲しい雰囲気が漂っています。
参道わきは、落ち葉が増え始め、冬の到来を実感しますね。

参道わきの紅葉
境内の東側には、3本のイチョウが植わっており、きれいに黄葉していました。

3本のイチョウ
背の高いイチョウですが、さすがに向こうに見えるイオンモールよりは低いですね。
境内の東側には、社殿が4つ並んでいます。
こちらは、稲荷大神を祀る社殿です。

稲荷大神
伏見稲荷大社らしく、朱色が鮮やかであります。
お参りをして、商売繁盛を祈願しておきましょう。
こちらは、豊受皇太神と天照皇太神を祀る社殿。

豊受皇太神と天照皇太神
ミニ伊勢神宮といった感じの社殿であります。
稲荷大神の向こうには、上命婦社と下命婦社が建っています。

並ぶ社殿
伏見稲荷大社御旅所には、カエデはないようでしたが、なかなか味わい深い紅葉を見られました。

社殿と紅葉
目が覚めるような真っ赤なモミジも良いですが、枯れていくような赤茶色の紅葉もしみじみとして良いものです。
無人の境内が、この時期には、また情緒的じゃないですか。
近くには、東寺がありますが、ここまでは旅行者も観光客も来ないです。

晩秋のもの悲しさ
鳥居近くに立つ灯籠とイチョウ。

灯籠とイチョウ
京都の秋が終わりを迎えようとしています。
伏見稲荷大社御旅所は、人が少なく静かに紅葉狩りできました。
落ち葉が多くなってきていたので、12月10日頃に紅葉の見ごろは終わっているかもしれません。