11月中旬に京都市左京区の法然院に参拝した後、哲学の道を歩きました。
哲学の道には、多くの桜が植えられており、毎年春になると大勢の旅行者と観光客で混雑します。
でも、その他の季節は閑散としており、のんびりと歩くことができますね。
11月には紅葉も見られるので、周辺の観光名所を訪れたついでに歩くのがおすすめです。
ゆっくりと進む紅葉
哲学の道は、北は銀閣寺の近く、南は熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)の近くが入り口になっています。
その間から、哲学の道に入ることもできますよ。
最寄り駅は地下鉄の蹴上駅ですが、北に15分から20分くらい歩く必要があります。
哲学の道に行く途中、霊鑑寺の前を通りました。
霊鑑寺では、11月20日から12月1日まで秋の特別拝観が実施されています。
拝観料は800円で、庭園では紅葉を見られますよ。
私も以前に紅葉を見に霊鑑寺に参拝したことがあります。
哲学の道を南に向かって歩きましょう。
哲学の道の脇を流れるのは琵琶湖疏水の疏水分線です。
疏水分線は、南から北に向かって水が流れています。
北高南低の京都市内で水が北に向かって流れるのは、琵琶湖が京都市より高い位置にあるからなんですね。
哲学の道沿いでは、サザンカが咲いていました。
肝心の紅葉は、まだ見ごろには早いですね。
今年の京都の紅葉は、どこも遅れています。
背の低いカエデの葉は全て真っ赤になっていました。
こちらは、緑色と赤色のモミジが混ざっています。
カエデのようにも見えますが、モミジバフウのようにも見えます。
2羽のカモが仲良く並んで泳いでいますね。
疏水では、葉で作った舟も流れていましたよ。
ゆっくりと進む紅葉。
哲学の道の南端に近づくにつれて、赤色のモミジが増えてきました。
こちらは、下の方は緑色ですが、上の方は真っ赤で見ごろになっています。
これくらい色づいていると、紅葉を見に来たなという実感がわきます。
哲学の道の南端にやって来ました。
ここには、若王子橋が架かっており、その近くでは紅葉が見ごろを迎えていました。
この辺りは、日当たりが良いので、紅葉しやすいようですね。
哲学の道の紅葉は、11月25日頃に見ごろを迎えそうです。