紅葉し始めた哲学の道を歩く・2024年

11月中旬に京都市左京区の法然院に参拝した後、哲学の道を歩きました。

哲学の道には、多くの桜が植えられており、毎年春になると大勢の旅行者と観光客で混雑します。

でも、その他の季節は閑散としており、のんびりと歩くことができますね。

11月には紅葉も見られるので、周辺の観光名所を訪れたついでに歩くのがおすすめです。

ゆっくりと進む紅葉

哲学の道は、北は銀閣寺の近く、南は熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)の近くが入り口になっています。

その間から、哲学の道に入ることもできますよ。

最寄り駅は地下鉄の蹴上駅ですが、北に15分から20分くらい歩く必要があります。

哲学の道に行く途中、霊鑑寺の前を通りました。

霊鑑寺では、11月20日から12月1日まで秋の特別拝観が実施されています。

拝観料は800円で、庭園では紅葉を見られますよ。

私も以前に紅葉を見に霊鑑寺に参拝したことがあります。

哲学の道を南に向かって歩きましょう。

哲学の道

哲学の道

哲学の道の脇を流れるのは琵琶湖疏水の疏水分線です。

疏水分線

疏水分線

疏水分線は、南から北に向かって水が流れています。

北高南低の京都市内で水が北に向かって流れるのは、琵琶湖が京都市より高い位置にあるからなんですね。

哲学の道沿いでは、サザンカが咲いていました。

サザンカ

サザンカ

肝心の紅葉は、まだ見ごろには早いですね。

色づいてきたカエデ

色づいてきたカエデ

今年の京都の紅葉は、どこも遅れています。

背の低いカエデの葉は全て真っ赤になっていました。

真っ赤なモミジ

真っ赤なモミジ

こちらは、緑色と赤色のモミジが混ざっています。

緑色と赤色のモミジ

緑色と赤色のモミジ

カエデのようにも見えますが、モミジバフウのようにも見えます。

2羽のカモが仲良く並んで泳いでいますね。

鴨

疏水では、葉で作った舟も流れていましたよ。

ゆっくりと進む紅葉。

紅葉が進む

紅葉が進む

哲学の道の南端に近づくにつれて、赤色のモミジが増えてきました。

こちらは、下の方は緑色ですが、上の方は真っ赤で見ごろになっています。

見ごろの紅葉

見ごろの紅葉

これくらい色づいていると、紅葉を見に来たなという実感がわきます。

哲学の道の南端にやって来ました。

ここには、若王子橋が架かっており、その近くでは紅葉が見ごろを迎えていました。

若王子橋付近の紅葉

若王子橋付近の紅葉

この辺りは、日当たりが良いので、紅葉しやすいようですね。

哲学の道の紅葉は、11月25日頃に見ごろを迎えそうです。

宿泊