祇園祭後祭の宵山で見た大船鉾、南観音山、北観音山・2024年

7月22日。

京都市中京区の室町通と新町通を中心に行われている祇園祭後祭の宵山を見に行ってきました。

後祭の宵山期間は、7月21日から23日まで。

22日は、宵々山と呼ばれていますね。

後祭の山と鉾は全部で11基で、前祭(さきまつり)より少なめです。

そのためか、後祭の宵山は、前祭の宵山よりも混雑しません。

大船鉾

祇園祭の宵山の最寄り駅は、地下鉄の四条駅、または、阪急電車の烏丸駅です。

駅を出て、四条烏丸を西に進み、室町通か新町通を北に曲がると後祭の山と鉾が見えてきますよ。

今回、最初に見たのは大船鉾(おおふねほこ)です。

大船鉾は、新町通沿い、四条通の南側に建っています。

後祭の山鉾で、四条通より南にあるのは、大船鉾だけです。

綾小路通から新町通に入ると、車馬下乗の案内が出ていました。

そして、新町通を北に歩いていくと、大船鉾の提灯が見えてきました。

提灯

提灯

大船鉾は、その名のとおり、船の形をした鉾です。

前祭の船鉾も同じような形をしていますね。

大船鉾

大船鉾

大船鉾は人気で、多くの人が見に来ていましたよ。

見上げる大船鉾。

大船鉾の駒形提灯

大船鉾の駒形提灯

舳先には金色の龍頭が付けられています。

龍頭

龍頭

大船鉾に龍頭が取り付けられるのは2年に1度だけ。

龍頭が取り付けられない年は、大金幣(だいきんぺい)が取り付けられます。

人気があるのは龍頭ですね。

24日の山鉾巡行では、一番最後を進み、凱旋の船鉾とも呼ばれています。

南観音山

大船鉾を見た後は、新町通を北上し、四条通を横切って南観音山へ。

南観音山

南観音山

南観音山は、とても大きな山です。

多くの山は、担いで進む舁山(かきやま)ですが、南観音山は、鉾と同じように曳いて進んでいく曳山(ひきやま)です。

楊柳観音(ようりゅうかんのん)と脇侍(きょうじ)の善財童子(ぜんざいどうじ)を祀り、巡行時には、諸病を防ぐといわれている柳の大枝を山の後部から垂らします。

南観音山の駒形提灯

南観音山の駒形提灯

南観音山にやって来てしばらく経った頃にお囃子が演奏され始め、賑やかになって来ました。

南観音山では、23日の午後11時にあばれ観音も見られますよ。

宿泊で祇園祭を見に来られている方なら、あばれ観音を見られますね。

賑わいを見せる南観音山

賑わいを見せる南観音山

北観音山

南観音山から少し北に歩くと、北観音山が建っています。

北観音山も、南観音山と同じく曳山です。

北観音山

北観音山

午後7時頃となり、空が暗くなってくると、北観音山の駒形提灯の灯りも強く感じられるようになってきました。

駒形提灯が輝く

駒形提灯が輝く

北観音山に祀られているのは、楊柳観音と韋駄天(いだてん)です。

山鉾巡行の際は、先頭を進むことから上り観音山とも呼ばれています。

先ほど見た南観音山は、巡行の後ろを進むことから下り観音山とも呼ばれていますね。

ただ、2023年から隔年で、北観音山と南観音山は、2番目と6番目を進むように変更されています。

2023年は、南観音山が2番目だったので、2024年は北観音山が2番目を進みます。

こうなると、上り観音山や下り観音山の呼称はどうなるのでしょうか。

北観音山の前懸(まえかけ)と後懸(うしろかけ)は19世紀のペルシャ絨毯、胴懸はトルキスタン絨毯です。

北観音山の懸装品

北観音山の懸装品

北観音山には囃子方が何人か乗っていましたが、私がいる間は、お囃子を聴くことはできませんでした。

この後は、橋弁慶山、鯉山、黒主山、役行者山を見に行きます。

宿泊

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