5月末に京都市東山区の知恩院にサツキを見に行った後、南西に約5分歩き、八坂神社に参拝しました。
八坂神社は、祇園の象徴ともいうべき神社で、いつも旅行者や観光客の方で境内が賑わっています。
7月の祇園祭の時期になると、さらに人が多くなりますね。
曇り空の下の境内
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から四条通を東に約5分歩くと到着します。
今回は、四条通に面する西楼門ではなく、南楼門から八坂神社に入ることに。
南楼門の前の鳥居。
この日は、あいにくの曇り空で、雨も降りました。
曇天だと、写真の見栄えが悪くなりますね。
鳥居をくぐると南楼門が見えます。
南楼門の前にいる狛犬は備前焼でできています。
こちらもしっかりと見ておきたいですね。
南楼門をくぐった先に舞殿が建っています。
そして、舞殿の後ろに本殿が建っています。
八坂神社は、南楼門、舞殿、本殿が一直線に並んでおり、八坂神社の七不思議の一つに数えられていますよ。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)は厄除で有名ですから、災いが起こらないようにお願いしておきます。
本殿にお参りをした後は、境内の北側の参道へ。
ここは、カエデが多く植えられており、今の時期は青葉がきれいです。
雨に濡れて青葉がみずみずしく感じますね。
北側の参道には、多くの末社が並んでおり、その中に刃物神社があります。
刃物がなければ、料理を作ることができません。
人は、普段何気なく使っているものが、実は、生活にとって非常に大切なものだということを忘れがちになります。
刃物にも感謝をしなければなりませんね。
西楼門から外に出ます。
西楼門の前には、多くのサツキが植えられているのですが、すでに見ごろを終えていました。
八坂神社のサツキは、他の場所より開花するのが早いのですが、今年はさらに早かったようですね。
横断歩道を渡って、サツキを眺めます。
遠目で見ても、花がほとんど残っていません。
八坂神社から出ると、また雨が降ってきました。
それでも、西楼門に入っていく参拝者の姿が後を絶ちません。
西楼門から随分左に目をやると、まだ何とか咲いているサツキを見つけることができましたよ。
5月末の八坂神社は、サツキは終わっていましたが、境内のカエデの青葉はきれいでした。
そろそろカエデは、新緑の時期を終えますが、これから梅雨に入るとしっとりとした青葉が見られるようになりますよ。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。