雪が積もり水墨画のようになった建仁寺境内・2023年

京都に雪が積もった1月25日。

東山区の大谷本廟の雪景色を見た後、北西に約15分歩き、建仁寺を訪れました。

建仁寺は、京都最古の禅寺で、繁華街の祇園に建っています。

この日は、祇園にもたくさんの雪が積もり、建仁寺の境内でも雪景色を見ることができました。

境内はモノクロ

建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。

駅からだと、北西にある惣門から境内に入るのが便利ですが、今回は南側の勅使門わきから境内に入ることに。

雪が積もった勅使門

雪が積もった勅使門

勅使門の屋根の雪は、やや融け始めています。

そのうち、まとめて雪が滑り落ちてきそうですね。

でも、勅使門の前には行けなくなっているので、頭に雪がかかる心配はないでしょう。

勅使門の先は、雪が積もりモノクロの世界になっていました。

境内の雪景色

境内の雪景色

まるで水墨画のようであります。

境内の南側の参道にも、たくさん雪が積もっています。

南側の参道に積もる雪

南側の参道に積もる雪

建仁寺は、観光客や旅行者が多い祇園にあるのですが、訪れる人は意外と少なめです。

そのため、境内は、雪がそのまま残っているところが多かったです。

境内の南東角にある浴室付近にも、たくさん雪が積もっていました。

浴室と雪

浴室と雪

浴室近くに祀られている楽大明神の祠の屋根にも雪が積もっていますね。

楽大明神に積もる雪

楽大明神に積もる雪

それでは、楽大明神にお参りをしましょう。

楽大明神の隣、境内の東側に建つ開山堂の屋根にも雪がいっぱい積もっています。

開山堂と雪

開山堂と雪

開山堂の前までは行くことができないので、雪は踏まれることなく、真っ白な状態を保っていました。

一時、青空が見えていたのですが、私が建仁寺に到着したころから、再び曇り出し、上も下も真っ白。

黒い建物や灰色の石碑と一緒に見る雪景色は、カラーで撮影してもモノクロで撮影したような写真になります。

境内の雪景色を見て歩いていると、再び雪が降り始めてきました。

とりあえず、境内西側の久昌院の門の下で雪が弱くなるのを待つことに。

久昌院の境内も雪がたっぷり積もっていました。

久昌院の雪景色

久昌院の雪景色

久昌院は、中に入ることができないので、開山堂の前と同じく、きれいな状態で雪が残っています。

境内西側の参道の雪は融け始め氷のようになっていましたが、塀際には、まだきれいな雪が残っていました。

塀際に積もる雪

塀際に積もる雪

法堂(はっとう)近くの雪景色も水墨画のようであります。

法堂前の雪

法堂前の雪

境内北側に建つ大方丈の屋根が真っ白になっています。

真っ白な大方丈の屋根

真っ白な大方丈の屋根

大方丈はとても大きな建物なのですが、屋根には隙間なく雪が積もっていましたよ。

雪が積もった建仁寺の境内は、どこも水墨画のようになっていました。

このような雪景色は滅多に見られません。

貴重な体験ができました。

この後は、禅居庵に雪景色を見に行きます。

なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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