5月末。
京都市東山区の大谷本廟に参拝しました。
大谷本廟では、この時期にサツキが咲きます。
毎年、京都のサツキは6月上旬まで見ごろを保っているのですが、今年は開花が早く、そろそろ終わりが近づいています。
花数が少なくなってきたサツキ
大谷本廟には、京阪電車の清水五条駅から五条通を東に約5分歩くと到着します。
参道の入り口には、めがね橋と通称される円通橋が架かっていますよ。
円通橋の脇では、キョウチクトウが赤色の花を咲かせ始めていました。
これからの季節は、京都市街でも、キョウチクトウの花が見られるようになりますね。
参道わきのサツキは、花数が少なくなり、そろそろ見ごろを終えようとしていました。
親鸞聖人像の近くのサツキはさらに花数が少なく、見ごろを終えています。
やはり、今年の京都のサツキは、終わるのが早いですね。
参道の先に建つ総門をくぐります。
総門をくぐった右側に菜の花というお食事処があります。
その近くの木々の青葉がきれいですね。
花噴水も、白色、赤色、黄色の花がきれいに形を整えられ、丸くなっています。
花噴水の近くにもサツキが植えられており、ピンク色の花が咲いていましたが、花数は少なくなっています。
あと1週間ほど早く訪れれば、もっと多くの花が咲いていたでしょうね。
それでは、仏殿にお参りをしましょう。
大谷本廟は、西本願寺の親鸞聖人の廟所です。
仏殿の北側では、ハスが緑色の葉をたくさん付けていました。
大谷本廟に植えられているハスは、大賀蓮で、毎年7月になると薄紅色の大きな花を咲かせます。
ハスが咲く頃に大谷本廟に参拝するのもおすすめですよ。
仏殿の後ろの二天門をくぐります。
そして、南に向かって歩いていくと、覚信尼公碑があり、その周囲に植えられているサツキは、赤色の花をたくさん咲かせていました。
もうサツキは、見ごろを終えてしまったと思っていたのですが、まだきれいに咲いていてくれました。
覚信尼公碑の近くのサツキは、他の場所より開花が遅かったのでしょうか。
なんにせよ、見ごろを保っていてくれてよかったです。
サツキの向こうに見える建物は明著堂です。
明著堂の後ろに祖壇と呼ばれる親鸞聖人の廟所がありますよ。
そろそろ大谷本廟から出ましょう。
参道のサツキはほとんど終わっていましたが、覚信尼公碑の近くのサツキは見ごろを保っていました。
でも、大谷本廟のサツキは、6月5日には見ごろを終えそうですね。
この後は、清水寺にサツキを見に行きます。
なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。