サツキが終わりに近づく大谷本廟・2024年

5月末。

京都市東山区の大谷本廟に参拝しました。

大谷本廟では、この時期にサツキが咲きます。

毎年、京都のサツキは6月上旬まで見ごろを保っているのですが、今年は開花が早く、そろそろ終わりが近づいています。

花数が少なくなってきたサツキ

大谷本廟には、京阪電車の清水五条駅から五条通を東に約5分歩くと到着します。

参道の入り口には、めがね橋と通称される円通橋が架かっていますよ。

円通橋

円通橋

円通橋の脇では、キョウチクトウが赤色の花を咲かせ始めていました。

夾竹桃

夾竹桃

これからの季節は、京都市街でも、キョウチクトウの花が見られるようになりますね。

参道わきのサツキは、花数が少なくなり、そろそろ見ごろを終えようとしていました。

参道わきのサツキ

参道わきのサツキ

親鸞聖人像の近くのサツキはさらに花数が少なく、見ごろを終えています。

親鸞聖人

親鸞聖人

やはり、今年の京都のサツキは、終わるのが早いですね。

参道の先に建つ総門をくぐります。

総門をくぐった右側に菜の花というお食事処があります。

その近くの木々の青葉がきれいですね。

青葉

青葉

花噴水も、白色、赤色、黄色の花がきれいに形を整えられ、丸くなっています。

花噴水と仏殿

花噴水と仏殿

花噴水の近くにもサツキが植えられており、ピンク色の花が咲いていましたが、花数は少なくなっています。

サツキと花噴水

サツキと花噴水

あと1週間ほど早く訪れれば、もっと多くの花が咲いていたでしょうね。

それでは、仏殿にお参りをしましょう。

大谷本廟は、西本願寺の親鸞聖人の廟所です。

仏殿の北側では、ハスが緑色の葉をたくさん付けていました。

蓮

大谷本廟に植えられているハスは、大賀蓮で、毎年7月になると薄紅色の大きな花を咲かせます。

ハスが咲く頃に大谷本廟に参拝するのもおすすめですよ。

仏殿の後ろの二天門をくぐります。

そして、南に向かって歩いていくと、覚信尼公碑があり、その周囲に植えられているサツキは、赤色の花をたくさん咲かせていました。

サツキと覚信尼公碑

サツキと覚信尼公碑

もうサツキは、見ごろを終えてしまったと思っていたのですが、まだきれいに咲いていてくれました。

覚信尼公碑の近くのサツキは、他の場所より開花が遅かったのでしょうか。

なんにせよ、見ごろを保っていてくれてよかったです。

サツキの向こうに見える建物は明著堂です。

サツキと明著堂

サツキと明著堂

明著堂の後ろに祖壇と呼ばれる親鸞聖人の廟所がありますよ。

そろそろ大谷本廟から出ましょう。

参道のサツキはほとんど終わっていましたが、覚信尼公碑の近くのサツキは見ごろを保っていました。

でも、大谷本廟のサツキは、6月5日には見ごろを終えそうですね。

この後は、清水寺にサツキを見に行きます。

なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊


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