4月上旬。
京都市左京区の要法寺(ようぼうじ)に参拝しました。
要法寺には、本堂の両前に三春滝桜が植えられています。
三春滝桜の開花時期は、ソメイヨシノより少し早めで、そろそろ良い具合に咲いているだろうと思い見に行ってきました。
散りゆく三春滝桜
要法寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から東に約5分歩くと到着します。
要法寺の西門の前にやって来ました。
この日は、空が曇り、お花見にはあまり良い天気ではありませんでしたね。
西門から境内に入り北に目をやると、左に開山堂、右に本堂が建っているのが見えます。
本堂の左前に植えられている三春滝桜は、すでに地面に散っている花びらが多いですね。
1週間ほど前に境内を覗いたときは、まだ咲いていなかったのにあっという間に見ごろを終えようとしています。
三春滝桜をじっくり見る前にまずは本堂にお参りをしましょう。
本堂から三春滝桜と開山堂を眺めます。
左側の三春滝桜は、半分ほどしか花が残っていませんね。
一方、本堂の右前の三春滝桜は、まだ花数が多く見ごろを保っていました。
私が要法寺に参拝した時は、三春滝桜の前で作業が行われていました。
地面に杭が打たれていたのですが、これは、三春滝桜の枝を支えるためのものでしょうか。
要法寺に三春滝桜が植えられて、そろそろ10年近くになります。
初めて見た時は、まだ人の背くらいの高さしかなかったのですが、随分と立派に育ったものです。
本堂の前の清涼池。
清涼池の石の上ではカモが昼寝をしていました。
毎年初夏になると、清涼池ではカモの雛が誕生します。
今年も、カモの雛を見られるでしょうか。
再び三春滝桜を観賞。
清涼池越しに本堂を眺めます。
三春滝桜が今の2倍くらいの高さに生長すると本堂の屋根に届きそうですね。
そうなるには、あと何年くらいかかるでしょうか。
本堂にお参りを済ませ、三春滝桜も十分に見たところで、要法寺から出ることに。
帰りは、南側にある表門の脇から外に出ました。
私が要法寺に参拝した日は、他に参拝者は誰もいませんでした。
おかげでのんびりと三春滝桜を観賞できましたよ。
三春滝桜は、4月6日には見ごろを終えたのではないでしょうか。
この後は、南禅寺に桜を見に行きます。
なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。