枝垂れ桜が満開になった離宮八幡宮・2024年

4月初旬。

京都府乙訓郡大山崎町に建つ離宮八幡宮(りきゅうはちまんぐう)に参拝しました。

大山崎町には桜の名所が多く、離宮八幡宮もその一つです。

桜の季節に離宮八幡宮を訪れるのは久しぶりですね。

咲き始めのソメイヨシノ

離宮八幡宮には、JR山崎駅から南に徒歩約3分で到着します。

阪急電車だと大山崎駅から西に徒歩約5分です。

離宮八幡宮の惣門の前にやって来ました。

惣門

惣門

総門をくぐって境内へ。

ソメイヨシノはほとんど咲いていませんね。

境内

境内

今年の京都の桜の開花は3月29日だったので、そろそろ大山崎町では5分咲きくらいまで咲き進んでいるかと思ったのですが、咲き始めたばかりでした。

ソメイヨシノの枝先を見ると、参拝する前日に咲き始めたような感じですね。

咲き始めのソメイヨシノ

咲き始めのソメイヨシノ

境内の中に立つ鳥居。

鳥居

鳥居

鳥居をくぐった右手に陽光桜が植えられており、こちらはソメイヨシノよりも咲いていました。

陽光桜

陽光桜

陽光桜は、例年だと3月末には見ごろを迎えているのですが、ソメイヨシノと同じく開花が遅かったようです。

中門をくぐると正面に拝殿が建っています。

拝殿

拝殿

拝殿の奥には本殿が建っていますよ。

それでは、お参りをしましょう。

離宮八幡宮は、貞観元年(859年)に行教が、宇佐八幡から祭神を勧請(かんじょう)したのが始まりです。

宇佐八幡の分霊は、淀川をはさんで東の男山に勧請し石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)を建立する前にいったんこの地にとどまりました。

離宮八幡宮の離宮は、河陽離宮(かやりきゅう)の旧地に建てられたことにちなみます。

枝垂れ桜が見ごろ

本殿の近くのソメイヨシノもまだ咲き始めでした。

お参りに来るのが早すぎたなと思いながら東門に向かうと、その前の枝垂れ桜が見ごろを迎えていました。

東門と枝垂れ桜

東門と枝垂れ桜

見ごろも見ごろ、満開であります。

見上げると、淡いピンク色の花をつけた枝が傘のように広がっていました。

見上げる枝垂れ桜

見上げる枝垂れ桜

東門の屋根と一緒に見る枝垂れ桜。

枝垂れ桜と屋根

枝垂れ桜と屋根

塀越しに見る枝垂れ桜も、美しかったですよ。

塀から出る枝垂れ桜

塀から出る枝垂れ桜

離宮八幡宮では、4月初旬に枝垂れ桜が見ごろを迎えていましたが、ソメイヨシノは咲き始めでした。

ソメイヨシノが見ごろを迎えるのは4月6日頃になりそうです。

また、離宮八幡宮では、4月に日使頭祭(ひのとさい)が行われます。

日使頭祭は、平安時代の初めに離宮八幡宮から石清水八幡宮に分霊を祀るための御遷座祭として始まったもので、4月第1土曜日に催されることが多いです。

今年は、4月6日が第1土曜日なので、桜の見ごろ時期と重なりそうですね。

この後は、大念寺に参拝します。

なお、離宮八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。