4月初旬に京都府乙訓郡大山崎町の離宮八幡宮に桜を見に行った後、大念寺に参拝しました。
大念寺は、天王山のふもとに近い場所に建つお寺です。
天王山に登った時、最初に立ち寄るのが大念寺という方も多いのではないでしょうか。
その大念寺には、本堂の脇にヤマザクラが植えられています。
静かな境内に咲く山桜
大念寺には、JR山崎駅から北に約10分歩くと到着します。
阪急電車の大山崎駅からだと、北に徒歩約15分です。
登山道の入り口から急な登り坂になるのがきついのですが、さらにきついのが大念寺の境内に続く石段です。
見るだけで上るのが嫌になるのですが、ヤマザクラを見るためには耐えなければならない試練であります。
太ももがパンパンになりながら石段の上にある山門にたどり着きました。
山門の正面には本堂が建っています。
そして、山門の右手には小さな庭園。
庭園ではジンチョウゲが咲いていました。
まずは本堂にお参りをしましょう。
大念寺の創建は、弘治元年(1555年)ということですから戦国時代の真っただ中です。
後に蛤御門の変(1864年)で全焼しましたが、明治になって再興されています。
本堂わきのヤマザクラは、たくさんの花を咲かせていましたが、すでに花を散らし始めていました。
訪れる人は少なく、ヤマザクラは、あまり人に見られず静かに散っていくようです。
まだ見ごろを保っていますが、雨が降ったり、強い風が吹いたりすると一気に散ってしまいそうですね。
今年の京都はソメイヨシノの開花が例年より少し遅かったので、ヤマザクラの開花も遅めだったのかもしれません。
例年と同じ頃に開花していたら、今頃、見ごろを終えていたのではないでしょうか。
出口付近にはたくさんの石仏が並んでいます。
何か意味がありそうですが、よくわかりません。
出口付近に植えられているヤマザクラも、散り始めており、本堂わきのヤマザクラより寂しい姿になっていましたよ。
大念寺のヤマザクラは、4月初旬で散り始めでした。
ヤマザクラの見ごろは4月4日頃まで続いていそうですが、4月6日にはほとんどの花を散らしていそうです。
この後は、宝積寺に桜を見に行きます。
なお、大念寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。