六角堂で見ごろを迎えた御幸桜と咲き始めの枝垂れ桜・2024年

3月下旬。

京都市中京区の六角堂に参拝しました。

六角堂には、御幸桜と呼ばれる桜が植えられており、毎年3月下旬に見ごろを迎えます。

また、枝垂れ桜も植えられており、こちらは3月下旬から4月上旬に見ごろを迎えます。

今回の参拝の目的は、もちろん、御幸桜を見ることであります。

真っ白な花を咲かせた御幸桜

六角堂には、地下鉄の烏丸御池駅から南に約5分歩くと到着します。

六角通に面する山門。

山門

山門

山門から出てくる人が多く、どうやら境内はいつもより混雑しているようです。

山門をくぐった先には、屋根が6角形の本堂が建っています。

その手前の枝垂れ柳が、黄緑色の若葉をつけ、春らしい姿になっていましたよ。

本堂と枝垂れ柳

本堂と枝垂れ柳

まずは、本堂にお参り。

そして、境内の西側のお地蔵さまがたくさんいらっしゃる場所へ。

お地蔵さまの後ろには、たくさんの御幸桜が植えられています。

ちょうど見ごろを迎えたばかりのようで、真っ白な花がたくさん咲いていましたよ。

お地蔵さまと御幸桜

お地蔵さまと御幸桜

御幸桜は、なかなか珍しい桜で、咲き始めた時には白色なのですが、時間が経過するにしたがって赤色に変わっていきます。

御幸桜の枝先

御幸桜の枝先

御幸桜の枝先を見ると、ちらほらと赤色の花が見られましたよ。

全身が赤色になった御幸桜の写真は以下の記事に掲載しているので、ご覧になってください。

ちなみに現在は、十六羅漢の近くには御幸桜ではなく枝垂れ桜が植えられています。

本堂の近くに植わっている枝垂れ桜はちらほら咲き。

咲き始めの枝垂れ桜

咲き始めの枝垂れ桜

これから華やかになるのか疑問がわく咲き方ですね。

境内の北側の池では、いつものようにハクチョウが優雅に泳いでいます。

白鳥

白鳥

境内の東側の池のほとりに植えられている枝垂れ桜は、まずまず花数が多いですね。

5分咲きくらいでしょうか。

十六羅漢と枝垂れ桜

十六羅漢と枝垂れ桜

枝垂れ桜の下には、小さな十六羅漢も。

見上げる枝垂れ桜と本堂。

枝垂れ桜と本堂

枝垂れ桜と本堂

こうやって見ると、枝垂れ桜は、まだまだ花数が少ないですね。

池のほとりの親鸞堂に近い辺りにある枝垂れ桜は、日当たりが悪いためか、ほとんど咲いていませんでした。

池のほとりの枝垂れ桜

池のほとりの枝垂れ桜

再び、お地蔵さまがいらっしゃる場所の御幸桜のもとへ。

御幸桜と本堂

御幸桜と本堂

満開までは行ってませんでしたが、それでも、白色の花がとてもきれいでしたよ。

六角堂の御幸桜は、4月3日頃まではきれいに咲いているでしょう。

枝垂れ桜は、3月末に見ごろを迎え、4月7日頃まで楽しめるのではないでしょうか。

この後は、有栖川宮旧邸 有栖館の特別公開を見に行きます。

なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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