紅梅が咲く清水寺・2024年

3月中旬に京都市東山区の大谷本廟に参拝した後、清水寺を訪れました。

清水寺は、世界遺産に登録されているお寺で、国内外から多くの旅行者や観光客の方が訪れます。

清水の舞台は、今や世界的に有名になっているようで、参拝者の大部分が外国人旅行者ですね。

さて、3月中旬は、清水寺で梅を見ることができます。

梅の数は多くないですが、この時期に清水寺を訪れた時には見ておきたいですね。

青空の下の紅梅

清水寺には、京阪電車の清水五条駅から東に約20分歩くと到着します。

市バス停「清水道」からだと、東に徒歩約5分です。

清水五条駅からも、清水道からも、清水寺を訪れる場合、清水坂を上って行くのが一般的です。

でも、清水坂はとても混雑するので、その1本南にある茶碗坂を上って行くのがおすすめです。

茶碗坂は、外国人旅行者の方にあまり知られていないようで、人ば少なく歩きやすいです。

その茶碗坂を上り、清水寺の仁王門の前にやって来ました。

仁王門前

仁王門前

清々しい青空の下、仁王門の朱色が美しいですね。

それにしても、人が多いです。

2020年から2022年までは、コロナで人が少なかったのですが、2023年以降は、コロナ前より人が増えています。

仁王門の前に植えられている紅梅は、きれいに咲き見ごろでした。

紅梅と仁王門の屋根

紅梅と仁王門の屋根

八重咲きの紅梅は、遠目からでも、よく目立ちます。

狛犬の背中越しに見る紅梅。

狛犬と紅梅

狛犬と紅梅

青空を背景にすると赤色の花が際立ちますね。

ちなに仁王門前の1対の狛犬は、左右両方とも口を開けた阿形(あぎょう)の狛犬です。

通常は、片方は口を閉じた吽形(うんぎょう)なのですが、清水寺の狛犬はどちらも阿形で、清水寺の七不思議の一つに数えられています。

仁王門の南側、西門の下は工事中でした。

工事中

工事中

2024年3月1日から10日まで、ARTIST’S FAIR KYOTO 2024が開催されており、清水寺では、アドバイザリーボード展覧会が行われていました。

おそらく、その撤去作業をしているのでしょう。

巨大こけしの花子も、再び、清水寺にやって来たそうですよ。

西門の下の紅梅もきれいに咲いていました。

三重塔と紅梅

三重塔と紅梅

三重塔と一緒に見ると、京都の春らしさを感じますね。

祥雲青龍も清水寺では人気です。

祥雲青龍

祥雲青龍

ただ、この日は、工事をしていたため近くに寄ることはできませんでした。

石段を上って仁王門をくぐります。

そして、先ほど見た紅梅を見下ろします。

紅梅と清水の街並み

紅梅と清水の街並み

ここからだと、清水の街並みと遠くの西山を望めます。

晴れていたので、とても見晴らしが良かったです。

曇っていたら、紅梅はあまりきれいに見えなかったでしょうね。

三重塔も、晴天の下で美しい姿を見せてくれました。

三重塔

三重塔

こちらはアシビ。

馬酔木

馬酔木

アシビの花を見ると、春の到来を感じます。

境内の北側でひっそりと咲いていた河津桜は、そろそろ終わりが近づいていました。

終わりかけの河津桜

終わりかけの河津桜

河津桜が完全に散ると、清水寺は本格的な桜の季節に入っていきます。

清水寺の紅梅は、3月17日頃まではきれいに咲いていそうです。

帰りは清水坂を下りていきましたが、人が多くなかなか前に進めませんでしたよ。

この後は、雙林寺に参拝します。

なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊