3月中旬に京都市東山区の大谷本廟に参拝した後、清水寺を訪れました。
清水寺は、世界遺産に登録されているお寺で、国内外から多くの旅行者や観光客の方が訪れます。
清水の舞台は、今や世界的に有名になっているようで、参拝者の大部分が外国人旅行者ですね。
さて、3月中旬は、清水寺で梅を見ることができます。
梅の数は多くないですが、この時期に清水寺を訪れた時には見ておきたいですね。
青空の下の紅梅
清水寺には、京阪電車の清水五条駅から東に約20分歩くと到着します。
市バス停「清水道」からだと、東に徒歩約5分です。
清水五条駅からも、清水道からも、清水寺を訪れる場合、清水坂を上って行くのが一般的です。
でも、清水坂はとても混雑するので、その1本南にある茶碗坂を上って行くのがおすすめです。
茶碗坂は、外国人旅行者の方にあまり知られていないようで、人ば少なく歩きやすいです。
その茶碗坂を上り、清水寺の仁王門の前にやって来ました。
清々しい青空の下、仁王門の朱色が美しいですね。
それにしても、人が多いです。
2020年から2022年までは、コロナで人が少なかったのですが、2023年以降は、コロナ前より人が増えています。
仁王門の前に植えられている紅梅は、きれいに咲き見ごろでした。
八重咲きの紅梅は、遠目からでも、よく目立ちます。
狛犬の背中越しに見る紅梅。
青空を背景にすると赤色の花が際立ちますね。
ちなに仁王門前の1対の狛犬は、左右両方とも口を開けた阿形(あぎょう)の狛犬です。
通常は、片方は口を閉じた吽形(うんぎょう)なのですが、清水寺の狛犬はどちらも阿形で、清水寺の七不思議の一つに数えられています。
仁王門の南側、西門の下は工事中でした。
2024年3月1日から10日まで、ARTIST’S FAIR KYOTO 2024が開催されており、清水寺では、アドバイザリーボード展覧会が行われていました。
おそらく、その撤去作業をしているのでしょう。
巨大こけしの花子も、再び、清水寺にやって来たそうですよ。
西門の下の紅梅もきれいに咲いていました。
三重塔と一緒に見ると、京都の春らしさを感じますね。
祥雲青龍も清水寺では人気です。
ただ、この日は、工事をしていたため近くに寄ることはできませんでした。
石段を上って仁王門をくぐります。
そして、先ほど見た紅梅を見下ろします。
ここからだと、清水の街並みと遠くの西山を望めます。
晴れていたので、とても見晴らしが良かったです。
曇っていたら、紅梅はあまりきれいに見えなかったでしょうね。
三重塔も、晴天の下で美しい姿を見せてくれました。
こちらはアシビ。
アシビの花を見ると、春の到来を感じます。
境内の北側でひっそりと咲いていた河津桜は、そろそろ終わりが近づいていました。
河津桜が完全に散ると、清水寺は本格的な桜の季節に入っていきます。
清水寺の紅梅は、3月17日頃まではきれいに咲いていそうです。
帰りは清水坂を下りていきましたが、人が多くなかなか前に進めませんでしたよ。
この後は、雙林寺に参拝します。
なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。